このページは、2017年6月1日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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漱石漱石

日本のメディアは、昔から身内の不祥事に甘いです。とくに山口敬之の性犯罪については、かれが総理のお友だちということで、東京の大手メディアは触れようとしません。これが山口でなかったら連日叩き続けていたでしょうね。日本のメディアは、たいへん腐敗した政治党派なのです。日本は滅びるね。

このページの要旨

安倍政権の本質は、国家国政の私物化に尽きる。
考えてみると、メディアまで私物化したことがわかる。
山口敬之・元TBSワシントン支局長は、女性をレイプしながら起訴されなかった。
これも国家国政私物化、メディア私物化の典型的な事件だ。

レイプ山口敬之の卑劣さは、その後も露出し続けた。
山口は、薬を入れた昏睡レイプ事件が『週刊新潮』に掲載されようとすると、「取り急ぎ報告」のメールを北村滋内閣情報官に送った。
普通、こういう場合に相談するのは弁護士であろう。
つまり、握りつぶしを狙ったのであるが、ここにも私物化された国家・国政が露出している。

加計学園事件は、わたしたちが考えているよりも遙かに深刻な事件である。
内閣人事局が加計学園に支配されている。
初代内閣人事局長の加藤勝信は、加計学園主催の国際日本語弁論大会に祝電を送る仲だった。
二代目内閣人事局長の萩生田官房副長官は、加計学園系列大学の元客員教授である。
つまり加計学園事件は、単なる腹心の友への便宜供与以上のものがある。
国家権力の一端をすでに加計学園は掌握しているといっていい。

芥川芥川

すでに滅びているのかも。身内だけを厚遇する独裁は、必ず滅びますね。日本ではすでに政治が家業になり、総理が世襲になりつつあります。世襲以外の政治家は、数あわせの道具になっていますね。法や民主主義が、どんどん見せかけのものになっています。

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1 性犯罪者も安倍のオトモダチならば

G7から帰国後、早速、安倍晋三はメディア幹部と酒食を共にしている。
メディアによって作られた支持率の政権なので、危機が迫ると、党幹部との接触よりも、なにはともあれメディア幹部との謀議が必要になるのだ。

(午後6時 注 : 兵頭)55分、東京・赤坂の居酒屋「うまいぞお」
読売新聞東京本社の田中隆之編集局総務、前木理一郎政治部長、飯塚恵子国際部長と食事。
9時57分、東京・富ケ谷の自宅。

29日は、友党(日本のメディアは政治党派である)の読売に限定した謀議だったようだ。
それにしても3時間も何を話したのだろう。

おそらく森友・加計学園事件、山口敬之のレイプ事件で陰りが党内的にも出てきたことから、支持率建て直しの要請が安倍晋三から出されたものと思われる。

安倍政権の本質は、国家国政の私物化に尽きる。
考えてみると、メディアまで私物化したことがわかる。

山口敬之・元TBSワシントン支局長の件。
これも国家国政の私物化、メディア私物化の典型的な事件だ。

山口は批判されず、逆にいま被害者の女性がネットで叩かれている。
これは、この件が普通のレイプ事件ではなく、政権に直結する事件であることを物語っている。
いまの日本には法も民主主義もない。
少数支配の独裁国家なのだが、メディアまで私物化されている。
その象徴的な動きだ。

空港で米国から帰国したレイプ山口は逮捕される予定だった。
しかし、菅義偉官房長官の秘書官を務めた中村格(いたる)・警視庁刑事部長が握りつぶしてしまった。
かれが所轄の高輪署の捜査を妨害せずに逮捕させておけば、その後の山口の、安倍晋三に感謝したヨイショ本の発行も、悪のりした評論家としてのテレビ出演もなかったのである。

ちなみに山口不起訴が決定した2016年7月22日に、中村格は組織犯罪対策部長に任命されている。
ほんとうに日本はどうなってしまったのだろうか。

この間の警察の動きについて、被害者の詩織は、『日刊スポーツ』(5月31日)のインタビューに次のように語っている。

2 詩織の大きな闘い

レイプ被害者は黙っていなければならないのか-。
顔を出し、実名で会見に臨んだ最大の理由。
オープンにこの話をしていかないと、捜査も病院も周囲のサポート体制も、社会が変わらない」。

ネット上では29日の会見の服装について「ボタンを開けすぎ」と批判されたが、想定済みだった。

本当に言いたいのは、スカートをはいていようが、何を着ようが、責められる対象にはなってはいけない。
リクルートスーツを着てと言われたけど、なんで白いシャツを着て弱々しく被害者らしく映らないといけないんでしょう。
普段着で批判されるって、おかしい。
そこを変えたかった

レイプ被害における被害者、捜査のあり方を根本から変えるべきと主張する。
強姦、準強姦罪などの性犯罪の改正案では親告罪から、被害者の告訴なしに起訴できる非親告罪となる方向だが「本当に変わるべきは一般的な考え方。
こういう事件に遭ったら恥ずかしい、黙っていた方がいい、君が傷つくだけ、と言われる。
でもその前から十分傷ついている。
なのに周りから『傷つく』と断定されると苦しい」と吐露した。

ホテルの防犯カメラ映像やタクシー運転手の証言などによると、自立歩行できず無意識で「帰りたい」と言っている。
翌朝は逃げるようにホテルを出ているのに性行為について「『NO』と取られない。
ハードルが高い。
認識を変えていかないと」と訴えた。

(中略)

最初は警察で『よくある話』と始まった。
事件性の確認後も『今の法律では難しい』となり、次に『(相手が)TBSだから難しい』と言われた。
相手が政権側の方ととても近しい』という話もされた。
ただ、山口氏がTBSを辞めたという話が入った途端(逮捕へ)いけるかもとなった。
何なんだろうと思った」」(「詩織さん実名で会見臨んだ最大理由/インタビュー2」

警察にも正義感の強い人物はいる。
中村格の妨害がなければ、所轄の高輪署は逮捕に動いたとわたしは思っている。

『よくある話』『今の法律では難しい』というのは、明らかに警察の狼狽と無念さが混淆した言葉だ。
そうとでもいわなければ慰めの言葉もなかったのだろう。

『(相手が)TBSだから難しい』『相手が政権側の方ととても近しい』という話になると、警察の本音がにじみ出てきている。

「山口氏がTBSを辞めたという話が入った途端(逮捕へ)いけるかもとなった」というのは、メディアも安倍政権に私物化されている、一体となった現実を、よく表した言葉だ。

レイプ山口敬之の卑劣さは、その後も露出し続けた。
山口は、薬を入れた昏睡レイプ事件が『週刊新潮』に掲載されようとすると、「取り急ぎ報告」のメールを北村滋内閣情報官に送った。
普通、こういう場合に相談するのは、親友とか弁護士であろう。
つまり、握りつぶしを狙ったのである。

詩織は、準強姦被害を訴えたが、奇怪なことに不起訴とされた。これを不当として、現在、検察審査会に審査を申し立てている。

この人の不正との闘い、世の中の性犯罪に対する考え方を根本から変えようとする闘いを支える必要がある。

3 加計学園の権力

安倍の周りだけがいい思いをすることは、様々な事件を生んでいる。
この山口敬之の性犯罪もそうだが、森友・加計学園事件もそうだ。

加計学園事件は、わたしたちが考えているよりも遙かに深刻な事件である。

内閣人事局が加計学園に支配されている。

初代内閣人事局長の加藤勝信は、加計学園主催の国際日本語弁論大会に祝電を送る仲だった。

二代目内閣人事局長の萩生田官房副長官は、なんと加計学園系列大学の元客員教授である。

さらにふたりの局長とも、安倍晋三が会長を務める「創生『日本』」と「神道政治連盟国会議員懇談会」の会員であり、日本会議国会議員懇談会の会員である。
加計学園の関係者が官僚の人事を握っているのだから、官僚たちが、加計学園の犯罪については、知らぬ存ぜぬで一貫するのだ。

さらに安倍晋三までもが、かつて加計学園の役員務め、報酬も受け取っていた。

これは5月30日の参院法務委員会で明らかになった。
「安倍首相、加計学園役員務め報酬受け取ったと認める」

加計学園の権力の一部を挙げると、これだけでも政界への食い込みの凄さがわかる。

安倍晋三(元加計学園監事)

安倍昭恵(加計学園系列「御影インターナショナルこども園」名誉園長)

下村博文元文科大臣(日本会議国会議員懇話 会副会長)の夫人(加計学園系列幼稚園功労者)

木澤克之最高裁判事(元加計学園監事)

萩生田官房副長官(元加計学園系列大学客員教授)

木曽内閣参与(元加計学園系列大学学長)

井上義行元首相秘書官(加計学園系列客員教授)

つまり加計学園事件は、単なる腹心の友への便宜供与以上のものがある。
国家権力の一端をすでに加計学園は掌握しているといっていい。

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