植民地のファシズム

1 ファシズムと立憲民主党

選挙が終わると、国民に対しては増税のプレゼントが、野党に対しては質問時間の「与党7、野党3」というプレゼントが出てきた。

総理が未熟な大人、子供のような大人であっても、指示された政治家・官僚は大人であるから、出世を賭けて懸命に実施する。
恐ろしいのはまさにそこにある。

安倍の幼稚なファシズムを嗤っておれないのだ。

自民党の小選挙区での得票率は48%と半分以下だったが、小選挙区の議席占有率では76%に達した。
つまり自民党には、小選挙区で半分以下しか投票していないのに、4分の3の議席を獲得したことになる。

日本では国民の半分ほどは投票に行かない。
現在のファシズムに向かう危機的な状況でも、国民の半分は我関せず焉である。

今回の投票率は戦後二番目に低い53・68%だった。

愚劣な選挙システムと、徹底した無関心層、公明党票、それに「北朝鮮の脅威」とで、ファシズム前夜の状況が作られている。

「北朝鮮の脅威」は、米日の政権と東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアとによって作られるので、防ぎようがない。
そこで無関心層に懸命に訴えるのだが、これが鉄板である。
微動だにしない。
ところがここにきて意外なところに揺らぎが出てきた。

学会票が揺れてきている。
公明党は、今回の選挙で、議席、獲得票とも大きく減らした。
深刻なのは獲得票数が、はじめて700万票を割り込んできたことだ。

公明党は、自民党がまじめに「比例は公明党」と努力しなかったせいだとごまかしている。
しかし、わたしは最初から学会員が投票しなかったためだと判断してきた。

アクセル山口那津男が、消費税増税、戦争法(安保法制)、共謀罪と、ファシスト安倍に協力してきた。
良心的な学会員は苦しみ、投票所に担ぎ出されても自主的に無効票を投じたのだろう。

これまで昔の名前で出ていた民進党は、「隠れ自公」のヌエ勢力と、「反自公」とが同じ屋根の下に同居してきた。
ヘタレに終始したのは、「隠れ自公」が多数派であり、代表を出してきたからである。
現在、「隠れ自公」のヌエ勢力は、本丸の大ヌエ子たちが無所属として集合し、砦の小ヌエ子たちは希望の党に集まっている。

ふたつとも対米隷属の「隠れ自公」であったから折り合いはよく、連携はすぐとれるだろう。

ジェラルド・カーティスらジャパンハンドラーは、大ヌエ子たちに注目し、何とかして立憲民主党をたらし込み、元の鞘に収め、対米隷属の二大政党制を作ろうと動き始めている。

枝野幸男がもし元の鞘に収まると、立憲民主党への国民の期待は一挙にしぼむだろう。

枝野は、希望の党の浮き沈みの激しさを忘れるべきでない。
数あわせに走るのではなく、党勢拡大は日常の活動と、野党共闘の選挙によって実現すべきだ。
永田町の空中戦など国民には否定の対象にすぎないのだ。

政界再編など、永田町の魑魅魍魎のゲームに過ぎない。
その収斂先は、米日1%の政治部門にすぎない二大政党制に決まっているのだ。

枝野立憲民主党は、さしあたって消費税5%の減税を実行して、富める者から多く取り、貧しい者からは少なくとる累進課税に大きく改めるべきである。

また、枝野幸男は、野党共闘に大きな犠牲を払い、立憲民主党躍進の立役者となった共産党を大切にしなければならない。
次の2点は必ず実行すべきだ。

(1)大幅に議席数を減らした共産党の、議席の回復に最大限の努力をすること。
これは政治家としてはもちろん、人間として必ずやらねばならないことだ。

(2)もし政権交代を果たしたら、内閣に共産党を迎え入れるべきだ。
これは必ずやってほしい。
最初から共産党とは選挙協力だけ、政権には遠慮してもらう、といった姿勢はもう古いし、共産党の配慮に甘えるべきでもない。

 

2 ナチスドイツとナチス自民党

今日のメルマガでは、ハミルトン・F・アームストロングの「ヒトラーのドイツ(1933年)」を切り口に、当時のドイツと日本とを比較検証しながら見ていくことにする。
これはすでに有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』では採り上げてきた論文であるが、今回採り上げるのは、この長大な論文の結論部分である。

こういう試みは、日本の状況を客観視し、日本の状況を正確に掴むうえで、非常に大切である。

(ハミルトン・F・アームストロングは、 フォーリン・アフェアーズ誌初代編集長)

ドイツ共和国は発育不全の植物のような存在だった。
取り急ぎ種がまかれた土壌の1インチ下には、伝統と慣習によってがちがちになった堅い層が存在した。
懲罰的な和平条約によるきつい締め付け、ヨーロッパにおけるフランスとその同盟国がもつ優位に対する焦り、敗北とインフレを経験した後の経済的苦悩、これらのすべてが植物をまっすぐに生育するのを妨げてしまった。

ドイツという植物を手入れして育てるべき立場にあったエーベルト大統領、シャイデマン首相から、シュトレーゼマン外相、ブリューニンク首相、そしてフォン・パーペンやシュライヒャー首相にいたるまでの指導者たちは、ドイツという植物を丹念に育てようとはしなかった。

第一次世界大戦の原因をめぐってドイツが負うべき責任についての解釈を見直そうとする外国のリベラルなメディアによる良心的な試みも、ドイツを無節操に締め付けてしまったために台無しになり、ワイマール共和国の誠実な指導者による試みの行く手を阻んでしまった。

しかし、共和国の死を決定づけた最大の要因は、この植物が下からの栄養を吸い上げることができなかったことにある。
ある有力なドイツ人が2、3年前に私に語ったように、「ドイツは共和国を作り上げたが、共和主義者はだれもいなかった

ドイツ市民は自分たちの置かれている立場は悲惨で耐えられないもので、力に訴えない限り状況が是正されることはあり得ないと考えるようになった。
(シュトレーゼマンを含む)優れた指導者たちでさえ、年毎にドイツの立場がどれほど改善しているかを公言するのをためらうようになっていた。

彼らは、懲罰的な条約も(ドイツからの兵力の撤退、軍事的管理体制の集結、国際連盟への参加、戦後賠償の実質的な放棄など)ドイツの立場を尊重して次第に改善されていることにほとんど気づかなかった。
伝統的な敵であるフランスが目に見える形で平和志向になっていることにも、またフランスが条約の改定、具体的にはドイツに平等な立場を認めることにさらに大きな措置をとる必要があるのを認めていることも、そして、段階的な軍縮策が次なるステップであることにも気づいていなかった」(『Foreign Affairs Report』2012 NO.3)

敗戦によって確かに日本に民主主義は与えられた。
しかし、日本は戦前のドイツと同じような環境に置かれた。
「取り急ぎ種がまかれた土壌の1インチ下には、伝統と慣習によってがちがちになった堅い層が存在した」。
その中心にあるのは、日米合同委員会の存在、日米地位協定や様々な密約による国家主権の剥奪、隷属の強要である。

「しかし、共和国の死を決定づけた最大の要因は、この植物が下からの栄養を吸い上げることができなかったことにある。
ある有力なドイツ人が2、3年前に私に語ったように、「ドイツは共和国を作り上げたが、共和主義者はだれもいなかった」」。
この事情はそのまま日本に当てはまるのかもしれない。
日本は与えられた平和憲法のもと、民主主義を謳歌したが、国民は憲法も民主主義も守ろうとしなかった。
それは戦後の日本人にとって、あらかじめ存在した空気のようなものだった。

ここに幼稚で恥知らずの世襲政治家が登場した。
安倍晋三である。
新自由主義のグローバリストのくせに、その売国奴の本性を隠すために右翼を気取り、国民にナショナリズムを点火した。
それには、戦後に米国が仕掛けた分断統治の格好の標的があった。
北朝鮮である。

平和と民主主義を守ることの大切さをしらない国民は、一挙に北朝鮮への軍事行動容認へと流れ始めた。

「北朝鮮の脅威」を煽りながら、呆れたことに、安倍らは次の3点すら認識していなかった。

(1)一度煽られた国民は、政権の意図を超えて燃え上がり、止めようがなくなること。

(2)北朝鮮への先制攻撃を決めるのは米国であり、日本には拒否権もなく、自衛隊は米軍の指揮下におかれ、参戦せざるを得ないこと。

(3)一度戦争がはじまれば金王朝は壊滅するが、当然それを認識している金正恩は、日本の原発への攻撃をすること。

以上、3点の実現の主体となるのは、ナチスドイツと同様に日本の若者たちであろう。

ナチスドイツを底辺で支えたのは、歴史に無知な若者たちであった。
日本の現在の若者たちも、日帝のアジア侵略の歴史については何も知らない。

ナチス自民党は、世界一高い大学授業料にして学生を借金漬けにし、しかも非正規雇用を増やして、将来の明るい展望を奪ってきた。
そして経済的徴兵制へと追い込んでいる。

(3)については、民族の滅亡をもたらすのに何も考えていない。

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ナチスと安倍自民党

1 逃亡奴隷

この国の選挙後のお約束で、次々と増税案が繰り出されてきた。
間違っても減税案が出てくることはない。

財務省は25日に、財政制度等審議会分科会を開き、2018年度予算編成で、医療機関に支払われる診療報酬を引き下げ、介護報酬の引き下げ、児童手当の特例措置の廃止などを求めた。

国民の政治民度が極端に低いので、選挙後に何十年にわたってこれをやってもわからない。

選挙後に希望の党がもめている。
当選した民進党議員たちが代表の小池百合子を指弾しているのだが、なんともみっともない話だ。
もともと人気の政党に、世界一の歳費を求めて、過去の政策をすべて捨てて入り込んだ連中だ。
ところが当てが外れて急に希望の党人気が失速した。

いまや小池百合子は悪女の代名詞になっている。
それを知ってか、出張先のパリで、女性の進出を妨げる「鉄の天井」があったと、日本の女性差別を口走って自己正当化を図る。

卑劣さでは負けない民進党議員たちも、踏み絵をさっさと撤回。
小池百合子を糾弾して、実質的に党を乗っ取った形だ。
この連中は、民進党の小ヌエといったところか。
大ヌエは無所属にとぐろを巻いている。
さしあたっては、ヌエ同士、希望の党の民進党残党は無所属と手を結ぶことになるだろう。

公明党もたいへんなことになっている。

衆院選で自民党が大勝する一方、公明党は議席を減らし、党内に重苦しいムードが漂っている。
安倍晋三首相は山口那津男代表に「協力不足」を認めて謝罪したが、独り勝ちした自民党への不満がくすぶっており、今後の連携に不安を残す形となった。

「ひとえに執行部、特に代表の責任を深く自覚している」。
山口氏は26日の記者会見で、議席を大きく減らした選挙結果について、厳しい表情でこう語った。
公明党は、衆院解散時の「35議席維持」を目標に掲げたが結果は6減。
小選挙区では2012年と14年に続く全勝記録が止まり、比例代表は2000年以降の衆参両院選を通じて初めて得票が700万票を割った。

26日の中央幹事会では、井上義久幹事長が「ざんきの念に堪えない」と発言。
来月10日に全国県代表協議会を開催し、選挙の総括をすることを決めたが、地方から執行部批判が出ることも予想される。

党内には敗因の一つに自民党の努力不足を挙げる声が多い。
中堅議員は「『比例は公明党に』と訴えない自民党議員が結構いた。うちの票で生き残った人もかなりいるのに」と指摘。
公明党の支持母体である創価学会幹部も自民党関係者に「われわれは増えなかった」と恨めしげに語った。

ただ、自民党側には7月の東京都議選で、公明党が小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」と手を組んだことへの不満から「自業自得」(中堅)と突き放す向きもある。
公明党内でも「コウモリのような、主張ではなく強い者に擦り寄るという本音が見透かされた気がする」(党関係者)との声が漏れる。公明、議席減で自民としこり=「自業自得」の声も『時事通信』10月26日)

公明党の6議席減、700万票割れ。
たしかに自民党の非協力もあった。
しかし、最大の原因は、ファシズムのアクセル山口那津男に、もはや学会員がついていけなくなったことにあろう。

したがってこの傾向は、自民党の努力に関係なく、次の選挙ではさらに顕著になるだろう。

麻生太郎が都内で講演し、自民党の衆院選勝利について「明らかに北朝鮮のおかげもある、と述べた。

これだと、とうぶん、自民党の与党が続くことになる。
東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアに北朝鮮の脅威を煽らせ、Jアラートで国民をきりきり舞いさせる。
その後に選挙を打てば、この国では政権を維持できる。
それが証明された。

自民党は選挙には勝ったが、首相指名選挙などを行う特別国会は、来月1日に召集、会期を8日までとした。
土、日に3日の文化の日、トランプ来日の2日間などを除くと、実質、なんと3日間の国会である。

安倍の所信表明なし、代表質問も拒否。
年内は臨時国会も開かない。
これほど国会の論戦から、恥も外聞も無く、まるで子供のように逃げ回る総理はいなかった。

総理を投げ出した過去のデタラメ、無責任が、またぞろ顔を出しているのだ。

これで来年1月の通常国会まで国会は半年以上も開かれない。

これが通用することが信じられない。
こんなことが通用するのは世界で日本だけだ。
メディアも国民も死んだようにおとなしい。

国会議員の歳費を日当制にしたらよい。
もはや政治の劣化はそうしなければ、止めようがない。
当選したら、任期終了までいくら貯めるか。
それに邁進する政治家が多すぎる。

2 ナチスの状況

今日は、これまでも一度採り上げたハミルトン・F・アームストロングの「ヒトラーのドイツ(1933年)」を切り口に、当時のドイツと日本とを比較検証しながら見ていくことにする。
こういう試みは、日本の状況の真実を知るうえで、また、今後の対策をとるうえで非常に大切である。

(ハミルトン・F・アームストロングは、 フォーリン・アフェアーズ誌初代編集長)

「<歴史の断絶とドイツの若者>

いったいどのようにして、カイザーのドイツ、ワイマール共和国という過去とこうもきっぱり縁が切れたのだろうか。
その理由は、第三帝国で支配的な優位をもっている若者たちが、一九一九年にミュンヘンでナチスの運動が始まる前の歴史に全く関心を持っていないからだ。

彼らは、自分たちのために作り上げたちっぽけでプライベートな歴史をもつだけで、完全に(歴史から切り離されて)今だけを生きるという態度で暮らしている。
彼らのちっぽけな歴史とは(脚色され、純化されたナチスの歴史を別とすれば)、ドイツの覚醒を呼び覚ました特定の殉教者たちへの礼賛に他ならない。

例えば、共産主義のライバルによって殺害されたナチスの組合オルグであるホースト・ヴェッセル、ルール地方における諜報、およびサボタージュ(後方攪乱)の罪でフランスの軍事裁判で有罪判決を受け、一九二三年の五月に処刑された素上のはっきりとしないシュラゲーターという愛国的ドイツの若者などだ。

彼らは、かつてのドイツ帝国の政策やプログラム、第一次世界大戦の起源、連合国の軍事的勝利、ヴェルサイユ条約にさえ全く関心を示さない。
なぜなら、これらは出来事を誘発した原因で、彼らが気にかけるのはその結果だけだからだ。

彼らが知っているのは一九一八年に共産主義者(または場合によっては社会主義者か共和主義者に)「後ろから刺された」とする主張。
権力の座にありながら、祖国の一部をドイツの敵に屈服して譲り渡してしまった指導者の裏切りとその弱さ。
こうした共和主義者が第一次大戦後におとなしく受け入れた隷属状態を迅速に押し返せなかったこと。
ドイツ民衆の苦しみと屈辱の背後で、ユダヤ人の銀行家が裏で通貨取引をし、ユダヤ人ビジネスマンが暴利をむさぼったとする通説だ。

マルクスの唯物論に反対し、彼らは愛国的な若者の象徴である、シュラゲーターの自己犠牲の精神を重んじている。
だが、かつてドイツのユダヤ人が尊敬できる人々だったことを彼らは忘れている。
勤勉で愛国的な市民であるユダヤ人がカイザーの軍隊として戦場に赴き、ドイツに糧と富をもたらしたことには全く配慮しようとしない。

ナチスを信奉する彼らにとって、第一次世界大戦後のドイツの総人口六五〇〇万のうちユダヤ人はその一パーセント足らずの六〇万人しかいないことなどどうでもいいのだ。
マルクスはユダヤ人だった。
このことはユダヤ人全体にとっての呪いとなり、ユダヤ人と結婚した人物の家族までも疑いと軽蔑の対象とされた。
極端な人種差別主義集団は、「チュートン人の子孫以外の子供を産むようなドイツ女性には不妊手術を施し、ユダヤ人の男性がチュートン人女性とかかわりをもつのを禁止し、違反者は死刑に処するべきだ」とさえ主張している」(『Foreign Affairs Report』2012 NO.3)

「いったいどのようにして、カイザーのドイツ、ワイマール共和国という過去とこうもきっぱり縁が切れたのだろうか」。
この言葉は恐ろしい。
いったいどのようにして、安倍晋三が登場する前の、数年前の憲法に守られた日本とこうもきっぱり縁が切れたのだろうか、と問い直すと、日本の状況と同じだからだ。

ハミルトン・F・アームストロングの語るその理由は、もっと恐ろしい。
「その理由は、第三帝国で支配的な優位をもっている若者たちが、一九一九年にミュンヘンでナチスの運動が始まる前の歴史に全く関心を持っていないからだ」。
日本の若者がまさにそうなっている。

宗主国は侵略先の植民地化の仕上げとして、言葉の破壊をやる。
そのために教育の破壊が行われる。

自民党は、世界一高い大学授業料にして大学を破壊した。
学生を借金漬けにし、しかも非正規雇用を増やして、将来の明るい展望を奪ってきた。
そして着々と若者をかれらの野望の道具にするために、飼い慣らしてきた。

それを一言でいうと、歴史に無知で、「今だけを生きる」若者形成である。
つまり政治家が「今だけ、金だけ、自分だけ」を生きれば、若者たちもそのように飼い慣らしたのだ。

日本の若者もまた日本軍国主義がアジア侵略した歴史には、ほとんど関心を示さない。
戦争の愚劣、ミッドウェー海戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、沖縄戦などの悲劇と日本軍部の愚劣、膨大な死者を生んだ非人間性についてはまったく関心を示さない。

さらに太平洋戦争中に日本がいかに朝鮮、中国の人々を虐待し、殺戮したかにも関心がない。

最終的に、このまま日本がファシズム化していけば、安倍晋三らによって日本の若者は戦地に送られることになっている。
運命の筋書きは明確なのだ。

覚醒した若者は、日本からの脱出を考えた方がいい。

これから日本を襲ってくるのは次の現実だ。

1 放射能汚染による被曝疾患の爆発的表面化

2 戦争準備のための改憲・徴兵令(日本の場合、将来の徴兵は、戦争と原発収束作業のふたつの目的がある)

3 原発関連(廃炉と核のゴミ処理)の膨大な費用負担

4 輸出された低技術原発の海外での事故と、そのための賠償金支払い

5 世界トップの少子高齢化社会

6 米軍の傭兵となった、自衛隊の海外派兵と参戦

7 世界トップの格差社会(大卒は裕福層に限定し、非正規雇用を高卒に絞り上げていく。それでも大学に進学してきた99%に対しては、奨学金や、在学中の生活費で借金を背負わせ、経済的徴兵制に追い込む)

8 消費税増税の歯止め無き増額

9 政権によって操作された嘘だらけの情報空間(政権批判をする、考える99%を罰する)

10 教育破壊でもたらされる知的劣化社会

11 宗主国の英語が日本の公用語となった社会

かりに戦争が起きなかったとしても、日本よりは遙かに働きやすく、社会保障も充実し、周りの人々が賢く親切な国はいくらでもある。

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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
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それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
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衆議院選挙総括 ~地獄の選択~

1 仕掛けと愚か者たちの選択

『フィナンシャル・タイムズ』(英国)が、「もしかすると日本人は、自分たちの怒りの声を、投票所ではなく、自殺率で示すことを選んでいるのかもしれない」と書いていた。

そうなのかもしれない。
日本国民は滅多に投票にいかない。
どんなに政権に痛めつけられても、その回答はふてくされたような棄権だ。
その行く着き先を自殺としても間違ってはいないだろう。

自殺だったらまだいいのだが、生きたくても戦地に送り出されて殺されることになるだろう。

せっせと投票所に足を運び、戦争の未来と闘っている国民にとっては、ほんとうに腹立たしい半分ほどの日本人だ。

投票の前日(21日)、こんなツイートを見つけた。

きっこ

金正恩がどれだけバカだとしても、少なくとも安倍晋三よりは知能が高いから、核やICBMの開発は、あくまでも「米国と対等に取引するための手段」であって、本当に他国に向かって発射したら瞬殺されてしまうことは誰よりも本人が一番分かっている。
それを「脅威」だと煽る安倍晋三は本物のバカ。

asuka

きっこさんの言ってる事は確かに世界中も同じ意見です。

ですが少し違うことがあります。

それは日本国民は安部と同じバカだと思われてる事なのです。

英語・韓国語・ロシア語・中国語などのTwitterを読むとわかりますよ。
また今回の選挙にも日本国民は無関心だと言われてます。

確かに金正恩を、統治の困難な北朝鮮の統治者として評価する声は、米国にもある。
その北朝鮮を、圧力と制裁で締め付けようと、世界で唯一わめく安倍晋三を選んだのは、日本国民である。
したがって愚かな国民といわれても仕方あるまい。

Spicaがこんなツイートをしていた。

前提に事実誤認あり。
自民党の得票率はどの選挙でも3割前後。
自民党を選んでいるのは日本人ではなく選挙制度。
選挙に限らず集団の出す結論は「決め方」でどうにでも変わる事は意識すべき。
~ なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)

実際、小選挙区制が現在の日本の惨状を生んだ。
これは否定しようがない。

小選挙区制はやめるべきだ。
このシステムでは膨大な死票を生む。
民意が反映されないのだ。
小選挙区制は、世襲のバカ議員が独裁をふるえるシステムである。
このシステムが続く限り、国民の幸せなど最初から眼中にない、飯の食い方としての多数のバカ議員を生み続ける。
それを見下す世襲バカ議員が独裁をふるい続ける。

22日投開票の解散総選挙が終わった。
これで明確に日本は地獄に舵を切った。

この選挙は、戦後、もっとも愚劣で個人的な動機による選挙だった。

国家国政の私物化の果て、モリカケ事件を起こした安倍晋三が、野党の追及から逃れられなくなって、逃亡するために起こした選挙だった。

解散の直前に、米国―安倍―小池―前原の、米日支配層による仕掛けが起動した。
安倍晋三の動機に3点を付け加え、4点とした。

(1)モリカケ追及からの逃亡

(2)民進党解党による野党共闘潰し

(3)対米隷属二大政党制の樹立

(4)米軍が自衛隊を使って戦争ができる体制作り

2 仕掛けと共産党

もちろん本人に理解できて切実だったのは、(1)モリカケ追及からの逃亡だけで、(2)~(4)は背後の大きな権力が考えたものだ。

具体的にいえば、モリカケ事件から政権交代につながる可能性があった民・共・自・社の野党共闘を潰す。
まず野党共闘の母体になる民進党を解党する。
そのために改憲と戦争法(安保法制)で踏み絵を踏ませ、解党を具体化させる。
前代未聞の小池と前原による、民進党内リベラル狩りである。

リベラル狩りはナチスもおこなっているので、小池、前原は、ポピュリズムからファシズムへ大きく踏み出したといえる。

国民にとって衝撃的だったのは、大方の民進党議員がすんなりと踏み絵を踏んだことだ。
かほどさように世界一の歳費がほしかったのだ。
これこそ日本の政治が到達した究極の劣化だった。

これほど国民をバカにした話はない。
日頃は改憲にも戦争法(安保法制)にも反対している。

ところが選挙になると、国民の人気の高い賛成の政党に入って当選を狙う。

世界一高い歳費にありつくために、過去が捨てられたのだ。
このとき、忘れられているのは過去の政策を支持した国民である。

その後は、自・公・希・維の翼賛体制を作るために、かたちだけの二大政党制を作る。
米国にとってはどちらが勝っても米国益に奉仕する政権なので、永遠に日本を奴隷国家として支配できる。

枝野幸男を、わたしは民進党の代表選から支持し、前原誠司を批判してきた。
現在、立憲民主党を作った枝野幸男は見事に開花し、自党の仲間を代表として身売りに出した前原誠司は、すっかり国民の信頼を失った。
民進党は、前原を解任し、除名すべきである。

枝野幸男にいま、もっとも重要なことは、安易に民進党と合流しないことだ。
確かに数は増えるが、結局、中身は元の民進党と同じということになって、国民の支持が急速にしぼむ可能性がある。
希望の党の急速な失速に学ばなければならない。

わたしがもっとも恐れるのは、民進党との合流の結果、改憲、増税に賛成、戦争に前のめりといった議員が多数入ってきて、立憲民主党が以前と同じ鵺(ヌエ)に化けてしまうことだ。

「反対して通させる」。
これをやっていると、前の民進党と同じではないか、という認識が国民のなかに広がる。
目先の数の誘惑に負けると、すっと国民の支持が引くかもしれない。

前原誠司は、代表辞任後に、希望の党に入る。
これで小池、前原の自民党補完勢力の色彩は明確になる。

今後は希望の党から改憲、増税、戦争へとふたりで走り出すことになるだろう。

共産党の志位和夫は、「民進党によって直前に野党共闘が分断され、多大な負担を強いられた。選挙を戦う形が作れていれば、こんなに自民・公明両党の多数を許す結果にはならなかった」「候補者の取り下げによって、当然、共産党にマイナスはあるが、かなりの選挙区で当選を勝ち取る結果になっており、間違いのない判断で悔いはない。今後の国政選挙などに向けて、相互に推薦し合うような本格的な共闘にぜひ発展させたい」と語った。

また、立憲民主党の躍進を喜び、立憲民主党が改憲の大きなブレーキになる、と述べた。
共産党が払った自己犠牲には多大なものがあった。
何とかそれに報いたいと、選挙期間中、わたしは何度もツイッターで共産党への応援を呼びかけた。
多くの識者もわたしと同じ考えで、共産党への支持を訴えていた。
しかし、結果は気の毒なことになった。

三宅雪子がこんなツイートをしていたが、これは無党派のリベラル派を代弁する言葉だろう。

共産党さんの力不足ではないと思います。
今まで野党共闘でいかに共産党さん以外の野党と支持者が共産党さんに甘えてきたかを痛感する選挙でもありました。
深く反省をして互いの利となるように野党共闘を進化させていく必要を感じています。
お疲れさまでした。

次の選挙ではぜひとも共産党を躍進させ、国民いじめの増税、戦争に前のめりの勢力への、防波堤を高くしなければならない。

共産党からはこんなツイートが投稿された。

日本共産党

私たち日本共産党に対して、多くの励ましのコメントをいただき本当にありがとうございます。
全てに返信することはできませんので、ここでお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。

そのお気持ちに応えるべく、政党としての地力をつけて参りたいと思います。

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ポピュリズムからファシズムへ ~安倍 ― 小池 ― 前原ライン~

1 踏み絵の謀略

選挙もついに最終日。

いまから考えても、やはり野党にとって小池百合子と前原誠司による、民進党潰し、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しは痛かった。
これで選挙の闘いの前に最大野党が実質的な解党に追い込まれてしまった。

やってしまったことの罪深さを、関係した政治家たちがわかっていないようだ。
小池も前原も、ケロッとしている。

古今東西、悲劇は必ずトリックスターを生み出す。
前半は建前しか喋らない原口一博であったが、途中から中山なりあき(中山成彬)にスポットが当てられた。

その中山なりあきがこんなツイートをしていた。

10月16日

自民に代わりうるもう一つの保守の党が必要だ、民主党政権の体たらくを見てそう確信した。
小池都知事が新党を結成すると知り、日本のこころで衆院選を戦いたいという恭子代表を、とても勝てない、我々が参加することによって小池新党が保守を鮮明にする党になり、日本のこころの心も生きると説得した。

小池代表に頼まれ、九州の候補者探しをしていた2日朝、民進党丸ごと希望の党へというニュースに驚き、恭子に電話した。
本当なら我々が新党に参加した意味がない、離党せざるを得ないと小池代表に話してほしいと。
恭子はそうなったら貴方は出られなくなるけどいいのと聞くので、仕方がないよと答えた。

恭子が小池代表に電話したら、ニュースは間違いで、民進党からの議員は憲法改正、安保法案に賛成かどうかチェックする、心配なら恭子さんも加わってと言われ、私は分からないから主人を出すと。
急遽上京した私は誓約書を提案した。
民進党の中には世襲の自民党から出られなかった有能な人材が数多いる。

このツイートから、次の2点がわかる。

(1)小池百合子のなかでは最初から、民進党からの議員に対して、憲法改正と安保法案に踏み絵を踏ませることが決まっていた。

(2)中山なりあきは、小池に誓約書を提案し、その形式が決まった。

最初から民進党議員の選別が小池にあったことは、前原誠司も知っていたと思われる。
民進党の両議員総会の前には、前原は、全員が希望の党に行けるとは限らないと話していたといわれ、それが総会では俄然、調子のいい「言うだけ番長」「口先番長」に変わって、全員が希望の党に行ける、と太鼓判を押したのである。

小池百合子は、この選別は事前に前原にいってある、と発言している。

こうして前代未聞のリベラル狩りが始まったのである。

希望の党に入った民進党議員は、すべて改憲にも戦争法(安保法制)にも賛成したことになる。
なにしろ世界一の歳費であるから、国会議員であることは、思想や信条よりも、そして国民よりも尊いのだ。

ところが小池の「排除」発言から、あろうことか希望の党の支持率が急速に下降しはじめた。
いまや選挙後に都民からリコール問題が浮上している有様だ。

あわてた風見鶏たちは、今度は各選挙区で小池批判まで口にしはじめた。
浅ましいという言葉は、この者たちのためにあるようだ。

さて、今日のメルマガでは、安倍 ― 小池 ― 前原ラインにおける、ポピュリズムからファシズムへの転移について見ていくことにする。

シェリ・バーマンが「民主主義の危機にどう対処するか―― ポピュリズムからファシズムへの道」を書いている。

(シェリ・バーマンは、コロンビア大学・バーナードカレッジ教授(政治学)。専門はヨーロッパの政治と歴史、左派の歴史など)

2 右派ポピュリズムはファシズムへ成長する

もっとも、優位を手にしながらも、ファシスト勢力には自分たちだけで権力を掌握する力はなく、伝統的な保守派と手を組む必要があった。
伝統的なエリートのパワーを温存し、高まる民衆の力を粉砕したいと考えていた保守派はまとまりのある支持層をもっていなかった。
彼らは、自分たちの長期的な目的のためにはファシストの人気にあやかる必要があると感じていた。

水面下で動いた保守派は、こうした思惑からムッソリーニやヒトラーに権力を握らせつつも、彼らを利用し、必要でなくなれば、排除すればよいと考えていた。
だが保守派は、ファシストが同じゲームをしていることにほとんど気づいていなかった。

1933年に首相に任命された直後、ヒトラーは保守派の同盟勢力を排除した。
彼は、ナチスの長期的な革命プロジェクトにとって、保守派が邪魔になることを的確に理解していた。
一方、1922年に首相に任命されたムッソリーニは、自分の立場を完全に確立するまでに、より長い時間をかけたが、ヒトラー同様に、自分をイタリアの独裁者に押し上げてくれた伝統的な保守派の多くを傍流に追いやるか、殺害した。

<現代への教訓とは>

こうしたファシズムの歴史からみて、ルペン、トランプその他の右派ポピュリストについてどのようなことが言えるだろうか。
右派ポピュリストと戦間期のファシストに一部で重なり合う部分があるのは事実だ。
かつての右派の急進派同様に、現在のポピュリストたちも民主的指導者たちを、効率に欠け、民衆の声に耳を貸さず、腰砕けだと批判している。

ポピュリストは「国家を敵から守り、管理できない力によって翻弄されていると感じている人々に目的意識を与えることで、国を育んでいく」と約束し、民衆を宗教や人種で定義しつつも、「人々」のために毅然と立ち上がると表明している。

だが、見事に重なり合う部分があるとしても、ファシストとポピュリストの場合、その違いの方が際立っている。
ファシストとの明らかな違いは、ポピュリストが民主主義を葬り去るのではなく、改革していくと主張していることだ。
民主主義の現状には批判的だが、民主主義に代替する制度を示すことはなく、政府を強くし、より効率的にもっと市民の声に耳を傾けるように改革すると主張している。

したがって、現在の右派の急進派は、ファシストではなくポピュリストと描写するのが適切だ。
彼らは、普通の人々の立場から、腐敗し、堕落し、現実に向き合おうとしないエリートやその制度を批判している。

別の言い方をすれば、ポピュリストは反自由主義的だが、反民主主義的ではない。
右派ナショナリストを含む現代のポピュリストが、権力を握っても、民主体制は続く。
逆に言えば、有権者がいずれ投票を通じてポピュリストを締め出し、自分たちの選択を示すこともできる。
実際、これが民主主義の最大の力だ。
間違いから立ち直ることができる」(『Foreign Affairs Report』2016 NO.12)

シェリ・バーマンは、主として欧米を念頭にファシストの台頭を警告しているのだが、むしろ世界の先進国で最初に極右のリーダーを登場させた日本にこそ、この警告は当てはまる。

グローバリズムと悪政が招いた格差社会、政治への不信と絶望、無能なリーダーによる作られた北朝鮮への脅威、経済の悪化、国際的地位の低下、この閉塞状況がファシズムの土壌であり、すでにその土壌は作られている。

シェリ・バーマンは、この論文で次の6点を指摘する。

(1)ポピュリズムの台頭は、民主主義が危機に直面している現象である。

(2)民主主義の危機への対応を怠れば、ポピュリズムはファシズムへの道を歩み始める。

(3)ファシスト勢力は、最初は自分たちだけで権力を掌握する力はなく、伝統的な保守派と手を組む。

(4)戦前のドイツで、伝統的なエリートのパワーを温存し、高まる民衆の力を粉砕したいと考えていた保守派は、ファシストの人気にあやかる必要があると感じていた。

(5)保守派は、ムッソリーニやヒトラーに権力を握らせつつも、彼らを利用し、必要でなくなれば、排除すればよいと考えていた。

(6)ヒトラーは、ナチスの長期的な革命プロジェクトにとって、保守派が邪魔になることを的確に理解していた。
1933年に首相に任命された直後、ヒトラーは保守派を排除した。

この動きはそのまま日本にも当てはまる。
日本の経済界・学会を含めた保守派は、安倍 ― 小池 ― 前原ラインを右派ポピュリズムの台頭と見ている。
しかし、右派ポピュリズムはファシズムに転換する。
小池、前原がリベラル狩りをやったのは、かれらが両方に足をかけているのを物語る。

日本の場合、安倍、小池、前原とも、民主主義を育て、守っていく気などほとんどない。
手法は独裁であり、そういった意味でも、かれらはファシストの要素をすでに実行している。

欧米のポピュリストが、腐敗や堕落を改革しないエスタブリッシュメントを批判するのに対し、日本の安倍 ― 小池 ― 前原らには、そういった姿勢はほとんど見られない。
これもすでにかれらが半分以上はファシストとして振る舞っているからだ。

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キケロ兄弟の政治・選挙論と日本

1 安倍晋三の人間失格の暴言

郷原信郎が、かれのブログ『郷原信郎が斬る』に「籠池氏は詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」は、“首相失格の暴言”」(2017年10月12日)を書いている。

昨夜(10月11日)のテレビ朝日「報道ステーション」の党首討論で、安倍首相が、「籠池さんは詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」と発言した。
内閣の長である総理大臣として、絶対に許せない発言だ。

籠池氏は、森友学園が受給していた国土交通省の「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」の不正受給の事実についての詐欺罪で逮捕され、起訴された。

しかし、刑事事件については、「推定無罪の原則」が働く。
しかも、籠池氏は、その容疑事実については、完全黙秘を貫いていると報じられている。
その籠池氏の公判も始まっておらず、本人に言い分を述べる機会は全く与えられていないのに、行政の長である総理大臣が、起訴事実が「確定的な事実」であるように発言する。

しかも、安倍首相は、憲法の趣旨にも反する、不当極まりない解散(【“憲政史上最低・最悪の解散”を行おうとする「愚」】)を、総理大臣として自ら行った。
それによる衆議院選挙が告示された直後に、自分の選挙を有利にする目的で行ったのが昨夜の放送での発言なのである。
安倍首相は「丁寧な説明をする」と言っていたが、それは、籠池氏が詐欺を働いたと決めつけることなのか。

法務大臣には、個別の刑事事件に関しても、検事総長に対する指揮権がある(検察庁法14条但し書き)。
その法務大臣に対して、閣僚の任免権に基づき、指揮を行うことができるのが総理大臣だ。
そのような「行政の最高責任者」が、司法の場で裁かれ、判断されるべき籠池氏の詐欺の事件について、「籠池さんは、詐欺を働いた」などとテレビの総選挙に関する党首討論で、言い放ったのである。
法治国家においては、絶対に許せない「首相失格の暴言」だ。

(中略)

しかも、安倍首相は、自分の妻である安倍昭恵氏が、その籠池氏に「騙された」と言うのである。
それは、どういう意味なのだろうか。
「詐欺師の籠池氏に騙されて森友学園の小学校の名誉校長になった」という意味だろうか。
それとも、「騙されて100万円を寄付させられた」という意味だろうか。(「籠池氏は詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」は、“首相失格の暴言”)

一国の総理が、まだ裁判にもなっていない、完全黙秘をつらぬいている人物を捉えて、しかも関係した自分の妻を庇って、裁判官に先立ってテレビで有罪を決めつける。
「籠池さんは詐欺を働く人間。昭恵も騙された」。
まるで子供並みの言い草である。

そんなに自信があるのなら、堂々と国会の証人喚問に応じたらいいではないか。
うそがつうじない国会では夫婦で逃げ回る。
うそが通じるテレビでは裁判官に先立って有罪を決めつける。

ほんとうに、この卑小で卑劣な男に、日本はどこまで破壊されるのだろうか。

「推定無罪の原則」も安倍は知らないのである。
「首相失格の暴言」どころか、人間失格の暴言だ。

しかも今回の衆議院解散は、総理の犯罪である森友・加計学園事件を隠蔽するための、モリカケ逃亡解散である。
その総理の意図に応じて、米国のエージェントである小池百合子と前原誠司とによって、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しが行われ、自公が勝利するための段取りが実施された。

その効果があって、選挙は自民党の勝利が伝えられる序盤戦になっている。
勝つためには手段を選ばない、最低最悪の総理による、最低最悪の選挙になっている。

さて、今日のメルマガは、前回のメルマガで予告したように「キケロ兄弟の選挙戦術 —— 現代に生きる古代ローマの知恵と戦術」を切り口に、政治と選挙を考察する。

ここに引用するのは、共和政ローマ法務官であったクィントゥス・トゥッリウス・キケロが書いた政治論であって、選挙論である。
兄に向けて書いた手紙の形式をとっている。

クィントゥスの手紙は佳境に入る。

2 友人よりも敵を近くに

<友人を近くに、敵はもっと近くに>

さまざまな考えの持ち主を常に傍らに置いておくべきです。
投票権を持つ人々は、あなたを判断する場合に、質と数の両面においてどのような人物たちを周りに集めているかも考慮します。
そこには三つのタイプの支持者がいるはずです。
あなたの家にやってきてあなたに挨拶をする人、フォロ・ロマーノに向かうあなたをエスコートする人々、そして、どこにいくにも、あなたの供をする人々です。

最初のタイプの人々を信頼してはいけません。
多くの人は、複数の候補者の家に出向いて挨拶するものです。
とはいえ、「立ち寄ってくれたことをうれしく思う」と感謝することを忘れずに。
訪問をうれしく思うと伝え、(機会があれば)その人物の友人たちにも彼が挨拶にやってきたことを伝えるべきです。
友人たちがその言葉を相手に伝えてくれます。
何人もの候補者を訪問しているとしても、特に目をかければ、彼らをあなたの支持へと引き寄せることができます。

一方、訪問者がそれほどあなたを支持してはいない人物であると取り巻きから知らされたときも、相手を信じているふりをすべきです。
その人物が噂を否定すれば、「あなたの忠誠を疑ったことはないし、今後においてもそうだ」と言ってやるのです。
「友人として信頼している」と相手を納得させられれば、彼が本当にあなたの友人になる可能性を高められます。
とはいえ、あなたへの好意を相手が示しても、それを文字通り受け入れてはなりません。

(中略)

ここまで友情(と交流)について多くを書いてきましたが、次に気をつけるべき点を指摘します。
政治の世界は嘘、背信行為、裏切りであふれています。
これまで誠実な行動をとり、友人であるかのように装っていても、実際には、あなたに嫉妬している人物もいるかもしれません。
戯曲家のエピカルモスの賢明な言葉にあるように「簡単に人を信じてはいけません」

誰が信頼できる友人であるかを見極めたら、あなたの敵が誰なのかも考えなくてはなりません。
あなたに敵対する人のなかには、これまでにあなたが傷つけた人々、特に理由はなくてもあなたを嫌っている人々、そして対立候補の親しい友人たちが含まれます。

友人を擁護したがゆえに敵にまわしてしまった人々には、優雅に接して謝罪し、「自分は深いつながりを持つ人物を助けただけで、仮にあなたたちが友人なら、同じように擁護しただろう」と伝えるのです。
特に理由はなくても、あなたを嫌っている人々には、親切にするか、便宜をはかるか、彼らのことを心配していることを言動で示すことで、信頼を勝ち取るべきです。
あなたのライバルの友人たちにも同じアプローチを用いることができます。
あなたに敵対する人にも慈善の精神で接するのです。

クィントゥスの手紙を読んでいると、現代の政治と選挙の現実そのままであることがわかる。
いや、多くの日本の政治家はこのレベルには達していないであろう。

本来、政治というのは、哲学や倫理学、それに文学や宗教と密接に結びついているものだ。
だから偉大な政治家は、つねに政治家以外の人と交わり続けた。

「さまざまな考えの持ち主を常に傍らに置いておくべきです」。
これは政治家のみならず、すべての人間に対していえることである。

これが決定的に欠けているのが安倍晋三であろう。
とにかく自分を批判する人間はもちろん、耳に痛いことをいう人間も側におかない。
その結果、阿諛追従のオトモダチで周りが固められ、そのオトモダチに便宜を図る。

その結果、国家・国政の私物化、身内びいきが行われ、縁故主義(ネポティズム)がはびこることになった。
そして泥棒国家ができあがったのである。

「政治の世界は嘘、背信行為、裏切りであふれています」という考察は、いまも同じである。
日本の永田町といえば、うそと背信と裏切りのるつぼである。
それは、小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しでも露骨に炙り出された。

党の代表が自党の国会議員をだましてまで党破壊に率先して務める。
だまして他党に売られた政治家たちは、昨日までの政策をすべて捨て、自分はもともと戦争法(安保法制)にも改憲にも賛成だったというのだから、もはや政治家とて飯を食っていくためには何でもするという浅ましさである。

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現代に生きるキケロ兄弟の選挙戦術

1 戦争を呼び込む「お前が国難」

望月衣塑子がこんなツイートをしていた。

丹羽氏 「中国が重視するロケット中心の戦争。
最大脅威は日本の原発54基。
1基で広島型原爆の1000倍の放射性物質が。
1ロケット弾落ちれば、日本は広島の1000倍、5か所なら5000倍の放射能。
戦争は絶対に避けなければ

ほんとうにのんきな日本である。
というか米戦争屋に指示されて「圧力」をまくし立てる安倍晋三である。

北朝鮮は、朝鮮半島有事には日本の原発を攻撃することを明言している。

北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、「日本の圧力騒動は日本列島に核の雲をもたらす自滅行為だ」と警告を配信した。
共同通信が伝えた。

警告は日本の安倍首相が9月の国連総会一般討論演説で北朝鮮の核・ミサイル開発放棄のため「必要なのは対話ではなく圧力だ」と訴えたことに対する論評。

論評は「一触即発の情勢がいつ核戦争に転じるかは誰も分からないが、いったん火が付けば瞬く間に日本全土をのみ込むことになる」と威嚇した。

日本の安倍首相は9月20日、米ニューヨークで開催された国連総会で一般討論演説を行い、「北朝鮮の核兵器は水爆になったか、なろうとしている。その運搬手段は早晩、ICBM=大陸間弾道ミサイルになるだろう。これをもたらしたのは『対話』の不足では断じてなかった」と述べた」(北朝鮮、日本に警告 「圧力で日本に核の雲」『Sputnik日本』2017年10月3日)

「日本の圧力騒動は日本列島に核の雲をもたらす自滅行為だ」。
中東訪問でわざわざISISを挑発し、日本への敵意を煽ったのも安倍晋三だったが、今回の主役も安倍である。

「一触即発の情勢がいつ核戦争に転じるかは誰も分からないが、いったん火が付けば瞬く間に日本全土をのみ込むことになる」というのは、北朝鮮攻撃の拠点が日本の米軍基地であるのだから、必然なのである。

安倍が国連総会でおこなった「北朝鮮の核兵器は水爆になったか、なろうとしている。その運搬手段は早晩、ICBM=大陸間弾道ミサイルになるだろう。これをもたらしたのは『対話』の不足では断じてなかった」という演説は、政治家としての無能表明以外のものではない。
政治家というのは、外交で戦争を防ぐ職業だ。
対話ではなく圧力で、というのは、無能に無責任と狂気がブレンドされた発言である。

その安倍晋三は、日本国民を怖がっている。
とくに選挙演説のヤジが恐いのだ。
それで10月10日は田んぼに少数の自民党支持者ばかりを集め、厳重な警護のもと、演説を行った。
そのために農家は刈り取りを待たされたということである。
田螺(タニシ)も冬眠に入ったばかり、さぞ迷惑だったことだろう。

さて、その衆議院選挙であるが、今日のメルマガでは、選挙の本質ということについて考えてみたい。

まずわたしたちは、人類がほとんど成長していないことを冷静に認めるべきだ。
いったいイエスを超える人間が現代人の大半であるか。
あるいは仏陀を超える、そしてマホメットを超える人間がいかほどいるのか。

政治の本質もほとんど成長していない。

『Foreign Affairs Report』(2012 NO.6)に「キケロ兄弟の選挙戦術 ―― 現代に生きる古代ローマの知恵と戦術」が載っている。

引用されているのは、共和政ローマ法務官であったクィントゥス・トゥッリウス・キケロの書いた政治論である。
兄のマルクス・トゥッリウス・キケロに向けて書いた手紙の形式をとっている。

<はじめに>

紀元前64年、共和制ローマの弁護士、雄弁家として知られるマルクス・トゥッリウス・キケロはローマの最高権力ポストである執政官に立候補する。
当時、キケロは42歳。
頭脳明晰な彼はすでに大きな名声を手にしていた。

通常なら、貴族階級の生まれではない人物が執政官候補とみなされることはない。
だが、この年の他の候補たちは魅力のない人物ばかりで、少なくともキケロの弟クィントゥスは、うまく選挙キャンペーンを展開すれば、兄マルクスが執政官に選ばれる見込みはあるとみていた。
当時、ローマ市民の男性は投票権を持っていたが、投票システムは複雑だった。

富裕層が大きな力を持っており、選挙で勝利を収めるには彼らの社会的、政治的な後見が欠かせなかったし、選挙には賄ろ、そしてときには暴力がつきものだったが、選挙そのものには秩序があり、一定の公正さを持っていた。
コメンタリオラム・ペティショニス(選挙に関する小ハンドブック)は、クィントゥスが兄マルクスのためにまとめた選挙をいかに戦うかのメモと言われている。

この解釈を支持する研究者もいれば、このメモは誰か他の知恵者がまとめたと考える研究者もいる。

いずれにしても、この手引書の著者が紀元前1世紀におけるローマ政治のかなりの事情通だったことに間違いはなく、ここに書かれていることは現在にもそのまま通用する部分がかなりある。

ここから弟のクィントゥス・トゥッリウス・キケロ(共和政ローマ法務官)が書いた兄への手紙の引用になる。

2 伝統主義の重視、ポピュリズムへの警戒

兄マルクス・キケロへ
The Commentariolum Petitionis
クィントゥス・トゥッリウス・キケロ 共和政ローマ法務官

すべての好意とつながりを動員せよ

その才能、経験、努力ゆえに、あなたは人が自分のものとできるすべてのスキルをすでに我がものとしておいでです。
互いに相手を想う者として、あなたの選挙について、私がこのところ昼夜を問わず考えていることをここにお知らせしたいのです。

まず、あなたが備え持つ強みを認識すること。
・・・数においても多様性においてもあなたほど豊かな支持者に恵まれている候補はそう多くはありません。
公的な地位を持つ人々、商人階級の多く、そしてローマ市民たちもあなたを支持しています。

あなたがこれまで法廷でうまく弁護してきた、さまざまな社会的バックグラウンドを持つ人々のことも忘れてはいけません。
もちろん、あなたを支持している利益集団のことも。
そして、常にあなたの側にいる友人たちだけでなく、あなたを尊敬し、あなたから学びたいと考えている若者たちも力になるはずです。

彼らに有益な助言を与え、一方で彼らに助言を請う。
そうすることで、こうした支援グループがあなたによせる信頼を維持できます。
今こそ、すべての好意を動員すべきです。

何かをあなたに負っている人々に対しても「これまでの借りを返すためにも、自分を応援してほしい」と言うのを忘れずに。
一方、そうでない人々にも「自分を支持してくれれば、恩義に感じ、報いるつもりだ」と伝えるのです。
もちろん、貴族階級の支持、特に、執政官の経験がある人々の支持を取り付ければ、大きな力になります。
仲間入りをしたいと望む人々に、兄さんには「その価値がある」と納得させることが大事です。

こうした特権階級の人々との関係を忍耐強く育んでいくのです。
兄さんと友人たちは、執政官経験者たちに、あなたが伝統主義者であることを納得させなければなりません。
決して大衆に迎合し、便乗するタイプの人物だと思われないように。

「いかなる問題であっても、私が民衆の立場を支持しているようにみえるとすれば、それは、民会(市民集会)での支持を得るための方便だ」と説明するのです。
そうすれば、有力者たちは、あなたのために影響力を行使してくれるか、少なくとも、あなたに敵対的な行動をとることはないはずです。

「すべての好意とつながりを動員せよ」というのは、現代においてもすべての国で政治家が選挙にあたって試みることだ。

弟クィントゥスが指摘した、「常にあなたの側にいる友人たちだけでなく、あなたを尊敬し、あなたから学びたいと考えている若者たちも力になるはず」というのは、今回の小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しでも見られた。
もっともふたりは真面目に若者に向き合ったのではなく、若者を利用したにすぎないのだが。

わたしが、もっとも優れた洞察だと感心したのは、「こうした特権階級の人々との関係を忍耐強く育んでいくのです。兄さんと友人たちは、執政官経験者たちに、あなたが伝統主義者であることを納得させなければなりません。決して大衆に迎合し、便乗するタイプの人物だと思われないように」と書いているくだりである。

重視されているのは、特権階級と伝統主義であり、警戒されているのは、大衆迎合主義である。

弟クィントゥスが指摘した選挙の要諦から逸脱し、急激な選挙民の離反に見舞われているのが、小池百合子の希望の党である。
小池のポピュリズムは足元を見透かされ、見事に支持率が急落しはじめた。

裏で小池は、わたしの公約は市民の支持を得るための方便だ、と1%に説明しているはずだ。
そうして安心させているはずだ。
そうでなければ愚か者である。

しかし、「花粉症ゼロ」を公約に掲げるポピュリズム政策もだが、彼女のポピュリストとしての正体そのものが見破られてしまった。

希望の党のような個人商店の弱さは、トップリーダーの失敗がそのまま政党の支持率下落を招く点だ。
要職を他人に任せ、希望の党の権力を分散化させておけば、このような急激な支持率下落はなかったのである。

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リベラル粛清の深層

1 誰がリベラル派を粛清したか

へどを吐きそうな政治状況が続いている。

その状況も愚劣さと醜悪とがブレンドされていて、いかにも日本的なところが特徴だ。
日本的というのは、実質的な植民地日本の政治状況という意味だ。

今回の衆議院選挙で確実に定着したのは、ネットが、とりわけツイッターが強力な武器になってきたことだ。

いま世界の有力な政治家は、ドナルド・トランプをはじめツイッターで情報を発信する。

だからツイッターをみれば、状況の推移が地上波メディアよりも早く、正確にわかる。
肉声であって編集されていないところが魅力だ。

たとえば10月6日に、都民ファーストへ離党届を提出したあとに、禁じられていたSNSでの情報発信を取り戻し、次の投稿をした音喜多の呟きは状況そのものだ。

おときた駿(東京都議会議員 /北区選出)

自由に発言し、気に入った投稿に「いいね!」を押し、共感したものを好きにRTできる。

素晴らしいことだ。素晴らしいことだ。

独裁者は、すなわち99%の敵は、この恣意的な表現の自由を、もっとも恐れるのだ。

現在の政治状況の中心にいるのは小池百合子であり、前原誠司であり、小沢一郎である。
それから自己犠牲を厭わず野党共闘に邁進する共産党の志位和夫がいる。
さらに立憲民主党を作った枝野幸男がいる。
深刻な状況が必ず作り出すトリックスターが原口一博といったところだろう。

小沢一郎は、素人目にはかすんだ小さな存在になっているのであるが、小沢信者がツイッターのTLを「前原マンセー」「小池マンセー」と派手に叫び回ることで、皮肉なことに、小沢こそすべてのストーリーを書いた隠れ主役ではないかという疑いが多くの人から消えていないようだ。

それに加えて、前原誠司と小沢一郎の、党の壊し方が、瓜二つになっている。
前原が民進党を(1)立憲民主党、(2)希望の党、(3)無所属に壊したとする。
すると自由党も(1)「立憲民主党」、(2)希望の党、(3)無所属に壊している。
両者とも自党からは立候補させない。

代表が無所属で出馬する形も同じだ。
少なくとも小沢は民進党の代表戦に深く関わった。
その支持した前原誠司が代表になり、今回、小池と組んで民進党潰しとリベラル狩りをやったのだから、小沢が、「自分が思っていた形とは違うものになっている」「自分は自民党とは組まない」「小池と前原会談に自分は関わっていない」といっても、これをそのまま信じる人は少ないだろう。

小沢を追放して首相の芽を最終的に摘んだ民進党(旧民主党)への、最後の復讐だったと捉えると、悲劇の壊し屋としての面目躍如である。
そう解釈する人は少なくない。

ただ、わたしは、今日のメルマガで違った見方を提案したい。

小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しは、たんに政治的犯罪であるというだけでなく、歴史に残る政治的犯罪である。
このことを肝腎のリベラル派議員があまり理解していない。

もっとも怒らなければならないのは、民進党のリベラル派議員なのだが、意外に冷ややかである。

今回の小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しの背後には米国戦争屋がいる。
そして米国のエージェントたる小池百合子と前原誠司を使った、日本を戦争のできる国に構造改革する、その一環だとわたしはみている。

ドナルド・トランプは、政権をとってから、すっかり変わってしまった。
わたしがトランプを評価したのは、スティーブン・バノンが側にいて指南していたからである。
そのバノンを元陸軍司令官マクマスターが国家安全保障会議(NSC)から追い出し、トランプがバノンを更迭したあと、トランプは終わったのである。

トランプは米国戦争屋に囲まれてしまった。
しかも軍人政治家が実権を握っている。

米国戦争屋がもっとも破壊の対象として狙うのは、戦争に反対する平和勢力としてのリベラリズムなのである。

G・ジョン・アイケンベリー プリンストン大学教授(国際関係論)が「トランプから国際秩序を守るには――リベラルな国際主義と日独の役割」を書いている。
この論文を手がかりに、今日は日本における極右のリベラル狩りを深掘りしよう。

(G・ジョン・アイケンベリー は、米国の政治学者で、現在はプリンストン大学教授(政治学、国際関係論)。
ジョージタウン大学、国務省、ブルッキングス研究所を経て現職。
戦後秩序に関する論文を数多く発表している)

2 リベラル派としての安倍晋三

<リベラルな秩序の内なる崩壊>

米主導のリベラルな秩序は死滅しつつあるのか。
そうだとしても、本来、このような形で終わりを迎えるはずではなかった。
戦後秩序を脅かす最大の脅威を作り出すとすれば、それは敵対的なリビジョニスト国家であり、米欧はこれに対抗して過去70年の成果を守るために連帯すると考えられてきた。

だが、世界でもっとパワフルな国が、自ら構築した秩序を破壊するような行動をとり始めている。
敵対的なリビジョニスト国家は確かに登場した。
だが、自由世界を驚かせる行動をとり続けているこの国を率いる人物は、ホワイトハウスのオーバルオフィスにいる。

古代より近代まで、大国が築き上げた秩序が誕生しては消えていった。
しかし、通常なら、秩序は外部勢力に粉砕されることでその役目を終える。
自死を選ぶことはない。

しかし、ドナルド・トランプ米大統領のあらゆる直感は、戦後の国際システムを支えてきた理念と相反するようだ。
貿易、同盟関係、国際法、多国間主義、環境保護、拷問、人権と、これら中核課題のすべてについて、彼がこれまでに主張してきたことを実行すれば、リベラルな国際秩序の擁護者としてのアメリカの役割は終わる。

(中略)

アメリカ社会でリベラルな民主主義の価値と規範が軽視されつつあるだけに、トランプのリベラルな秩序に対する挑戦はさらに危険に満ちたものになっている。
大統領は連邦裁判所判事の正統性に疑問を投げかけ、メディアを攻撃し、憲法と法の支配さえほとんど気に懸けていない。
民主的政治に不可欠な、事実、エビデンス、科学的知識、適正評価、合理的な議論が日ごとに軽視されていく。

トランプの主張になかに、この国の政治的伝統の美徳、建国の父たちの叡知、リベラルな民主主義のこれまでの困難な試みとその成果への認識(や評価)を見出すのは難しい。
これらの側面に大統領が触れないことが多くを物語っている。

「なぜ殺人者であるロシアのウラジーミル・プーチン大統領を尊敬しているのか」。
2017年2月にフォックスニュースのインタビューでこう聞かれたトランプは、「何だって、われわれの国が無実だとでも思っているのか」と反論し、250年の歴史をもつこの国の理念と、数世代のアメリカ人が試みてきたモラル上の優位という成果を否定した。

リベラルな民主世界全体が危機のなかにあるだけに、このようなアメリカの政治的展開はさらに深刻な意味合いを伴う。
戦後秩序を構築してきた中道・革新勢力による連立政権の時代は終わりつつある。
リベラルな民主主義そのものが力を失い、極右のポピュリズム勢力の攻勢にさらされている。

こうした問題の元凶を、経済格差を広げ、先進諸国の社会不満を高めた2008年のグローバル金融危機に求める人もいる。
実際、戦後秩序を擁護し、そこから恩恵を引き出してきたのは先進諸国だった。

近年では、欧米の大衆は、リベラルな国際秩序のことを、安定や似たような考えを抱く諸国間の連帯の源としてではなく、豊かでパワフルな特権層のためのグローバルな活動の場と次第にみなすようになった。
この意味では、トランプ現象は、リベラルな民主主義を衰退させた原因ではなく、むしろ、民主体制が衰退した結果とみなすこともできる。

しかし、すでに権力ポストにある以上、トランプがそのアジェンダに取り組んでいくにつれて、リベラルな民主主義はさらに衰退していくだろう。

リベラルな国際秩序を存続させるには、この秩序をいまも支持する世界の指導者と有権者たちがその試みを強化する必要があり、その多くは、日本の安倍晋三とドイツのアンゲラ・メルケルという、戦後秩序を支持する2人の指導者の肩にかかっている。
トランプは、アメリカが構築してきた世界でワシントンが果たすべき責任を放棄しており、彼が戦後秩序に与えるダメージは、時とともにその全貌が明らかになっていくだろう」(『Foreign Affairs Report』2017 NO.5)

多くの読者は、リベラルな国際秩序の存続者として、ドイツのアンゲラ・メルケルとともに安倍晋三の名前が出てきたことで、興ざめされたにちがいない。
しかし、ここがとても興味あるところなのだ。

『Foreign Affairs Report』は、世界の指導者たちに決定的な影響を与え続けている。
同一テーマに関しても異なった角度からの論文が掲載されており、表現の自由の幅はけっして狭くはない。
リベラリズムに関しては擁護の論文が多いように思われる。

そこでなぜ安倍晋三がリベラルな国際秩序の存続者なのか。
その最大の根拠は、トランプが本質的には反ワン・ワールド主義者であるのに対して、安倍晋三が新自由主義のグローバリストであり、ワン・ワールドのなかに生きていることにあろう。
だから、トランプが離脱を宣言したTPPを、安倍晋三は継続する。

あるいはトランプの本音が親ロシアの多極化推進であるのに対して、安倍晋三は、米国が築いてきた戦後秩序、一極支配の推進者であるから、トランプにとっては非常に面白くない政治家なのだ。

リベラル派: 安倍晋三

反リベラル派(極右のポピュリズム): トランプ(米ネオコン)―小池百合子―前原誠司

こう考えると、小池、前原が、一貫して安倍打倒といい、同時に民進党のリベラル派に転向の踏み絵を踏ませ、粛清したのも整合性をもってくる。
ふたりの米ネオコンのエージェントのなかでは、安倍こそリベラルの頭目なのだ。

米国はドナルド・トランプによって自死のなかにある。
それはリベラルな国際秩序の擁護者としての、米国の終焉を意味していた。

米国でのリベラルな民主主義の価値と規範は軽視され、「トランプのリベラルな秩序に対する挑戦はさらに危険に満ちたものになっている」。
それがネオコンと一体となって、日本の安倍攻撃になったのかもしれない。

「リベラルな民主世界全体が危機のなかにあるだけに、このようなアメリカの政治的展開はさらに深刻な意味合いを伴う。
戦後秩序を構築してきた中道・革新勢力による連立政権の時代は終わりつつある。
リベラルな民主主義そのものが力を失い、極右のポピュリズム勢力の攻勢にさらされている」。
これはまさに日本の状況そのものだ。
極右のポピュリズムとは小池、前原であり、ふたりはリベラルな民主主義の破壊に乗り出したのである。

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小池の政党が示す日本の将来

1 ポンコツ・ガラクタだらけの希望の党

今年のノーベル文学賞を英国人が受賞した。

バカな日本のテレビが日本出身とか故郷は長崎だとか、とにかく日本に結びつけるのに必死だ。
これも「日本スゲー系」の、1%への同調圧力が起動しているのである。

こういった洗脳でもしなければ、日本はもたない国に腐敗してしまっている。

日本はどこまで堕ちていくのだろうか。
まるで際限がないようだ。

「問題ないおじさん」の菅義偉が、「答えない権利」を振りかざすなか、望月衣塑子の懸命の闘いが続いている。

わたしは日本国民の不幸の元凶に東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアがあると書いてきた。
真実を伝えないメディア、権力の広報機関としてのメディアが、戦後70年余たって、極右によるリベラル狩りという、異様な事件を現出するまでに日本を腐敗させてしまった。

世の中はミドリのタヌキ一色だ。
小池は10月5日の前原誠司との会見で国政に出ないことになった。
しかし、これはあくまでも5日の段階での発言だ。
あくまでも選挙の結果を見て最終的な結論はだすことになる。

つまりミドリのタヌキは、現在の希望の党に対する支持率の低下からして、過半数は無理だと判断したのだろう。
つまり総選挙後の首班指名では自民党の石破茂を指名する可能性がある。
その後には、自・公・希・維の翼賛体制ができるだろう。

二大政党制、政権交代というのはミドリのタヌキの誘蛾灯、毛針だった。
これがまだわかっていない人たちがいる。

前原誠司という無能で冷酷な詐欺師が、「どんなに批判されても結構だ。わたしは、とにかく安倍政権を終わらせる」とダマシを続けている。

しかし、冷酷な詐欺師の発言を行動が裏切っている。
安倍政権を終わらせるために、もっとも熱心な立憲民主党の枝野幸男らに刺客を立てるのはなぜなのか。
逆に隠れ自民党の野田佳彦らに刺客を立てないのはなぜなのか。
前原には説明ができないだろう。

小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しは、前代未聞の政治事件である。

ミドリのタヌキの正体も次第に暴かれはじめてきた。
都民ファーストを脱会した音喜多駿の暴露によると、「少なくともわたしに関しては、メディア出演は厳しく規制され、事実上出られない状態だった。また新人議員とご飯を食べに行こうとしたら、それは派閥作りの行動だということで、厳しく呼び出され叱責された」ということだ。

これが希望の党が過半数をとり、ミドリのタヌキが総理になったときの、国民の姿だ。

よくミドリのタヌキの判断基準、選択基準がわからないという声を聞く。

なぜなら、たとえば希望の党東京7区候補の荒木章博は、こんな人物だからだ。

〔事実の概要]バドミントン協会役員・熊本市議会議員で妻子あるx男(39)は、実業団バドミントン選手A女(23)に酒を飲ませ抵抗を抑圧してホテルで強姦し、その後も「結婚を前提に付き合いたい」等の甘言を弄して関係を強要した。

A女は、単なる暴力的な性の捌け口として強姦された場合よりは救いがあると考えて被告の言葉を信じようとしたり、恥ずかしさなどから被害を認めたくないとの思いや、選手生命を奪われるのではないかとの驚愕・動揺から、半年ほど関係を続けた。

[判決の概要](中略)

「被告の行為は、刑法上の強姦又はこれに準じる行為というべきものである。

原告との性関係は「被告が意識するとしないとにかかわらず、原告に対し、結婚したい等と甘言を弄し、あるいは自らの社会的地位と影響力を背景とし、原告の意向に逆らえば選手生命を絶たれるかもしれないと思わせる関係の中において、形成され維持されたものであるから、結局、原告は、被告から強姦又はこれに準じる行為によって辱められた上、その後も継続的に性関係を強要されたのであり、被告によって性的な自由を奪われたということができ、しかも、これが原因で恋人と別れた上、バドミントン部を辞め、会社も退職するに至ったのであり、多大の精神的苦痛を被ったといわなければならない

「被告は、原告に性関係の強要を続けたことの自覚がなく、これに対する反省の情が窺われないといわざるを得ない」(熊本市議バドミントン協会事件

2 都ファこそ明日の日本の姿か

つまり、小池百合子は優れた政治家を集めようとはしていないのだ。
小池の支配に従い、文句ひとついわない奴隷が求められているのである。

この奴隷としての「都民ファースト」について、離党した音喜多はこう述べている。

さらに、現在の都民ファとの類似点として、希望の党が民進党からの合流候補者に提出を求めた「政策協定書」と絡めた。

我々も基本方針や誓約書などにサインさせられた。
党の方針に従うようになどと書いてあるが、では党の方針や規約は何かというと、ない、見せられない、でもサインしなさいという。
希望の党の報道などをみていると、党の公約に逆らわない、遵守するようにとされている一方、その公約がない。

しかし今サインしないと公認は出さないとしている。
これは『白紙委任状』を出すことになる。
こういう点は都民ファーストの会と似ていると思う」」(音喜多氏がぶちまけた小池知事批判 「忖度政治を批判していた我々が忖度だらけ」『J-CASTニュース』(10月5日)

党の方針に従うようサインを求められて、党の方針や規約を尋ねると、「ない、見せられない、でもサインしなさいという」。
都民ファーストの政治家たちは、すべてこれにサインしたのだろう。

このていたらくの政治家たちに都民を幸せになどできるはずがない。

音喜多は別のインタビューでこうも答えている。

──都議会のドンと呼ばれた、内田茂氏が牛耳っていた自民党時代の都議会も、情報公開は遅れていました。
そこから改善していないのですか。

かねてから、内田茂さんが所属する委員会では質問ができなかったので、それを変えるべきだと言っていました。

しかし、警察消防委員会などの委員会では、基本的に質問をしないという方針のままだと聞いています。

さらに議員は文書質問もできず、資料要求もやってはいけないという通達がされています。
議員の権限を奪い取っているわけです。
「自民党以下」の状況です。

イエスマンしかほしくない

──小池さんは発信はうまいけれども、組織のマネジメント能力に乏しいという声があります。

小池さんは人を信頼せず、信頼できなくなると、どんどん人を切ってしまうというか遠ざけてしまう。
その結果、お友達内閣のような形になって、似たような能力と思考回路の人ばかりが集まって組織運営をするから、こういうことになるんだろうと思います」(【音喜多駿】小池政治に失望。希望の党は崩壊する(2017年10月6日))

「議員は文書質問もできず、資料要求もやってはいけないという通達」ということになると、小池が盛んにいっていた情報公開と真逆の世界である。
小池は愚民観の持ち主であり、それがパフォーマーとして、受けそうなキーワードを羅列する政治として実現するのだろう。

ミドリのタヌキの銭ゲバぶりも凄い。
都ファは、毎月21万円を議員から徴収していた。
55人で1150万円強である。
ほかにパーティー券のノルマもあった。
これで喋るな、集まるな、意見はいうな、決まり事はどこか上の方の知らないところで決まり、ただ降ろされてくるだけ。
これだったら政治家になった意味がない。

10月6日、音喜多は都ファを離党した。その直後のかれのツイート。

おときた駿(東京都議会議員 /北区選出)

自由に発言し、気に入った投稿に「いいね!」を押し、共感したものを好きにRTできる。

素晴らしいことだ。
素晴らしいことだ。

何だか切なくなってくる。
まるで刑務所から娑婆に出てきた囚人の呟きのようだ。
しかし、これは現実であり、これが現在の日本なのだ。

いずれ外国に移住した日本人は、同じ感慨をもつことになるだろう。

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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
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代表が仕掛けた身売りとリベラル狩り

1 民進党ヌエの正体

田母神俊雄が「希望の党が出来て民進党は解散になる。
小池さんも前原さんも日本の左翼つぶしに是非とも頑張って欲しい。
右と左の二大政党制では国が常に不安定だ。
保守の二大政党制になってこそ、安定した政治になる。
日本のおかれた状況で憲法改正に反対しているような政治家には国民生活を任せることはできない」とツイートしていた。

いまは状況を適格に捉えた優れたツイートがTLにあふれかえっている。
テレビや新聞に書いているどんな政治評論家のご託宣よりも、140字のひとつのツイートが、状況の真実をくっきりと切り取っている。
田母神俊雄のツイートもそのひとつである。

この田母神のツイートを引用して、矢部宏治がこうツイートしていた。

これが今回の「前原・民進党解党事件」と、5年前の「野田・民主党自爆解散事件」の真相&グランド・デザイン。
この右派と称する面々が望む未来は「全ての自衛隊基地が米軍共用となり、自衛隊が海外で米軍の指揮下で戦い、日本が核兵器を地上配備してアメリカ本国の身代わりになる究極の奴隷状態

だんだんミドリのタヌキの正体が明らかになってきた。
この調子でいくと、せいぜい今回の衆議院選挙でメッキが剥がれ落ちるかもしれない。

希望の党は、極右の体制派であるから、公明党とは争わない。
東京の25選挙区のうち、東京12区を除く24選挙区で候補者を擁立するが、東京12区は公明党の太田昭宏が立候補することから除くということだ。
与党の自公政権に、選挙前から配慮した姿勢には、権力と渡り合い、政権交代を目指す姿勢など何も感じられない。

何がリセットかと思う。
選挙後に行われるミドリのタヌキのリセットとは、自公希維の翼賛体制を作り、改憲をやることだ。
日本は、宗主国と同じ戦争で経済を回していく国にリセットされていく。

多くの人がだまされたのである。
いや、いまもってだまされている政治屋がいる。

民進党は、代表選で前原誠司を選出したのだから、いわば自業自得である。
今もって動きが非常に緩慢だ。
前原誠司の解任と除名をなぜやらないのだろう。
また、ミドリのタヌキへの身売り話を白紙撤回しないのだろう。
不思議でならない。
いまの状況でもヌエ的に振る舞っている。

今回の、小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しの責任の一斑は、代表選敗北後に、枝野幸男が副代表に収まり、前原と闘う姿勢を示さなかったことにもある。
長年、一緒に活動しながら前原の正体をつかんでいなかった。

分党を切り出さなかったのも解せない。

一部の自民党議員は、遙かに状況を正確につかんでいる。
閣僚のひとりが野党の混乱をほくそ笑む。
世の中が一瞬抱いた希望は、失望に変わってきた。
民進もこっぱみじん。
労せずして、『一強』に返り咲きだ

市田忠義の情報によると、

こうなったら、もう御党(共産党 注 : 兵頭) に入れるしかない」。
こんなメールや電話がいま殺到している。
今回だけでなく未来永劫支持して欲しいがそんな贅沢は言わない。
戦争か平和か、独裁か民主義か、いまそれが問われている歴史の分岐点。
今回だけでも支持して欲しい。
それが市民と野党の共闘を前進させる道だから」

ということである。

ネットにも共産党支持の投稿は多い。
これからの状況は、戦争か平和か、対米隷属か自主独立か、1%か99%か、政治屋か政治家か、偽物か本物かといった対立軸が正面に出てくる。

現在の状況をみるのに、こんなツイートが参考になる。

2 仕掛けの冷酷さ

岩上安身

細野豪志だけではない。
玄葉光一郎もね。
彼がリスト作成の担当者。
小池に命じられて。
絶滅収容所で、囚人の中からカポという囚人監督が選ばれた。
細野、玄葉は、まさしくカポ。
わずかな利益のために、良心を捨て、仲間を高みからさばいて選別・排除して。
やらせる小池含めて、人間として、どうなんだ。

金子勝

【国民を裏切る者に希望はあるのか】細野前議員は安保法に反対し、国会前でも反対の大演説。
若狭前議員も退席して「反対」の意志表示。
それが、いまや安保法賛成を踏み絵にして民進党議員を選別している。
政治家として見て醜悪ですらある。

矢部宏治

いま起きていることは「2012年・野田自爆解散」の再演。
野田が前原、日本維新が希望へと役者が変わっただけ。
2度の自爆選挙で、共産党以外の反自民勢力は壊滅し、対米(軍)従属を競い合う極右二大政党制が完成する。
次の目的は核の地上配備による中国・北朝鮮との撃ち合い体制の確立=米軍の安全

自由党は存続(森ゆうこ氏談:衆議の玉城デニーさんは自由党に党籍を残したまま無所属で出馬。
参議の4人は自由党のまま)の方針。
民進党は月曜日に前原解任で、分党で事態を収束させてください。
自党の候補者の公認を、他党の党首に選別させる事態など、狂気の沙汰。
責任をとらせるのが当然です。

@iwakamiyasumi @edanoyukio0531 野党第一党の国会議員として、地道に政治活動をして公認を得ていた人たちの権利はどうなるのか(元職・新人・地方議員も)。
前原・小池新党の最大の病理は、自民党をはるかに超えるこの独裁体質。
女閻魔大王の前にひきだされ、うつむいて過去の罪状を読み上げられる民進党議員の姿は、明日の日本人の姿。

振り返ってみると、今回の仕掛けには非情なものがある。

9月28日に、前原が常任幹事会を経て、衆院解散直後に民進党の両院総会に提示した3項目だ。

1 今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す。

2 民進党の立候補予定者は「希望の党」に公認を申請することとし、「希望の党」との交渉及び当分の間の党務については代表に一任する。

3 民進党は今回の総選挙に候補者を擁立せず、「希望の党」を全力で支援する。

随分前から小池とふたりで練られた仕掛けであることがわかる。
ぞっとするような民進党身売り劇、民進党内リベラル狩りだ。

「民進党の公認内定は取り消す」のだから、希望の党の公認を望んだ者は、もう戻ることができない。

しかも希望の党の第一次公認発表には民進党議員は載っていないから、どんどん後回しにされ、最終的に排除されたときには、時間がなくなっている。

「希望の党」との交渉は代表一任としているから、うまくいかなかったときも、小池百合子に文句をいうわけにはいかない。
前原が怒って見せたらそれでお終いである。

「民進党は今回の総選挙に候補者を擁立せず、「希望の党」を全力で支援する」というから、退路をあらかじめ断っている。
異様なのはこの「3」番目だ。
交渉ごとだから、何がどうなるかわからない。
失敗する可能性は常にある。
それをあらかじめ退路を断っている。

これなら断られた立候補者は、無所属での立候補になる。

絵に描いたような民進潰しであり、あとは小池百合子に民進党内リベラル議員を排除させればよかったのである。

仕上げには党内の不満を抑え、完璧に民進党を潰すために、前原誠司が最後まで民進党に残る。

資金が150億もある民進党は、立候補者に供託金600万円と公認料1500万円の計2100万円を支給するから、そこに小池百合子は目を付けたのである。
そのなかの500万円は巻きあげられるようだ。

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前代未聞のリベラル狩りとモリカケ潰し

1 民進・希望の私物化と150億の政党助成金の泥棒

秋晴れの昼間は、人を外に誘惑する。
それで近くを散歩することにした。

風の心地よさ、木々の緑の美しさ、鳥のさえずり、歩きながら背中を日差しが押してくる。
空気のうまさを満喫しながら、ふと吉本隆明のことが念頭をかすめた。

吉本隆明は、常に状況と関わり続けた。
その根底には、読者が、吉本はこの政治状況をどう考えているかを知りたがっているというのがあった。
それに応えたのである。

若い頃に理解したのと違って、それは容易ならざることであった。
状況を語ると、それまでの読者が幾人か去って行く。
これを、わたしはメルマガを出して初めて知った。
物書きとして食っていた吉本には、たいへんなことだっただろう。

書けば読者が減る。
これは政治状況を書く者について回る宿命だ。
だから注意深く避ける表現者もいる。
もっとも狡猾な方法は、どうでもいいテーマには触れるが、大きくて剣呑なテーマは避けて通る方法だ。
ただ、これでは、身過ぎ世過ぎの表現、食べるための表現になってしまおう。
現在の浅ましい政治家たちの、食べるための政治、ミドリのタヌキへの抱きつき方と似てしまう。

この気候のすばらしさに比べて、なんとも浅ましい日本的な政治状況が現出している。

日本的、というのは、リーダーに戦略がなくて、戦術のみで危機に対処する結果、致命的な失敗をすることをいうのだ。
これが太平洋戦争における日本の敗北を決定付けた要因であった。
政治家も軍人も知識人も戦略をもたなかった。

真珠湾を攻撃したあとにどうするのか。
ハワイに上陸するのか。
さらに米大陸に上陸してワシントン目指して進撃するのか。
日本が勝利した場合に、いったい誰が、どのようにして、どのような政策で米国を統治していくのか。
統治するのにいったいどれだけの軍隊が必要か。
その余裕があるのか。

これらのことが一切考えられていなかった。

いわば追い込まれての真珠湾攻撃だったのだが、それを今民進党がやっている。

いまの状況で、もっともだめな考え方は、「とりあえず安倍打倒」といった考え方である。
「とりあえず」といったところで、すぐに選挙は終わる。
もし政権交代でも起きていたら小池百合子の政策が実行される。
日本は改憲から戦争へと走り出す。
これがどうして「とりあえず安倍打倒」なのか。

ひどいのになると、小池の「消費税増税凍結」と「原発ゼロ」を大真面目に信じている。
これはバカな国民を釣るための毛針に決まっているではないか。
こういうのも見抜けないのだったら、政治を語る資格はないのである。

9月28日の段階で、希望の党に前職81人(引退を除く)のうち、7割を超える61人が申請する。

前原誠司には明確な戦略がなく、あるのは、小池と交わした、民進党と民進党内リベラル派潰しだけだった。
国民のことなど毫も考えられていない。

小池百合子が「これは合流ではない、安保法制と改憲で民進党議員を選別し、リベラル派の民進党議員は排除する、政策はこちらで作る」と暴露して、はじめてわかった。
自民党が泣いて喜びそうなモチーフだ。

ところがそのふんぞりかえった希望の党は、できてまだ一か月も経っていない、しかも民進党を裏切り離党したものを中心にできた政党である。
150億ともいわれる選挙資金は民進党にあり、国会議員の数も圧倒的に民進党が多い。

これまで、国家・国政の私物化、身内びいき・縁故主義(ネポティズム)は、必然的に泥棒国家・マフィア国家を実現する、とわたしは安倍政治を斬ってきた。
前原がやったことも民進党の完全な私物化である。
小池も、広義の縁故主義で民進党と希望の党を私物化し、150億もの政党助成金を泥棒しつつある。

2 極右によるリベラル狩り

民進党は、旧民主党政権時の失敗の総括を真面目にやらなかった。
真面目にやっておれば、少なくとも菅直人、野田佳彦のふたりは除名されていた。
これが除名されずに生き残り、野田佳彦にいたっては幹事長に返り咲く体たらくであった。
これで国民から支持されるはずがない。

民進党(旧民主党)は、国民の怒りと、負った深傷が今もってわかっていないのである。
それで野田佳彦がやった自爆解散という党破壊を、今度は前原誠司がやり始めた。

そもそも政党の合流というのは、トップが深夜に会って一晩で決まるようなものではない。
政策のすりあわせがあり、何回、何十回という、地方と中央の会議を経て、疲弊困憊の果てにようやく決まるものだ。

これを前原がやらなかったのは、それだけ小池との密約がまがまがしいものだったからだ。

150億ともいわれる金をもつ、しかも政権をとったこともある野党第一党が、まだできて一月も経っていない政党にお金と議員とを差し出す。
新参者の政党はふんぞり返る。

党と党との合流とは思っていない。わたしどもが入党希望者を選別し、受け入れるのだ

(民進党の前議員の一部を)排除する。絞らせていただくということ。それはやはり安全保障、憲法観といった根幹の部分で一致していることが政党としての政党を構成する構成員としての必要最低限のことではないか

政策は希望の党として作る物であって政策合意を求めて党対党で合流するという話はそもそもない

選別の基準は、安保法制と改憲に賛成するかどうかだ。
つまり、小池と前原というふたりの米国エージェントによる、仲間の安倍晋三を守るための、敵の殲滅作戦をわたしたちはみているのだ。

これだけ堂々と極右によるリベラル狩りが行われた歴史はない。
政治が極端に劣化した日本においてしか見られない異様な現象である。

今回の小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しに関して、ツイッターのTLには優れたツイートがたくさん投稿された。
紙幅の都合でその一部しか紹介できないのが残念である。

「盛田隆二『焼け跡のハイヒール』10月刊行

希望の党、過半数擁立執着せず「まず政策一致」と若狭氏
なーんだ。
「政権交代は目指さない」と明言したも同然じゃないか。

民進党は完全に騙されましたね。
希望の党は、リベラル議員を排除した上で、野党第一党になるのが狙い。
「希維」で過半数は不可能なので、結局「自公希維」大連立政権へ

福島みずほ

小池さんの手法がひどすぎる。
衆議院民進党をなくし、憲法改正、安保関連法推進の踏み絵を踏ませ、屈服させる。
自分が選別し、排除すると言い、生殺与奪権でいじめる。
無所属になって、比例復活を諦めるか、信念を変えて、希望の党に入るかしかない。
政治を人の人生を弄ぶな。

日本維新の会幹事長は、衆院選で希望の党が第1党となった場合の両党の対応について「政権を組むための協議が行われる可能性は否定しない」と述べた。
希望の党と維新の会の連立政権。
大変なことになる。
新自由主義、自己責任のオンパレードになるのではないか。
民進党の人たちはこれでいいのか。

岩上安身

この共産党と社民党の共闘に、自由党の残党(小沢一郎氏は早々と希望へ合流、他はまだ未定とのこと)、民進党のリベラル派の残党が加わるかどうか。
「残党」という呼び方は失礼ではあるが、希望へなだれ込む潮流から自らの意志で降りて、改憲と軍事化に棹さす決断のできる政治家がそもそも何人出るか。

この銭ゲバぶりも凄い。
なんだ、公認申請料って。
供託金とは別か。
それでも当選可能性があるならと、民進前職らは群がる。
みんな各自が持ち出し、バタバタと落選するだろうが、小池は痛くもかゆくもない。
もともと議員ゼロスタートだし、改憲までの季節限定、ぼったくりのエセ「海の家」商売。

小池晃

この2年間、みんなの力で市民と野党の共闘を作り上げてきたんだ。
一握りの政治家による「リセット」なんて許さない。
絶対にそんなことはさせない。
特定秘密保護法のたたかい以来、路上で市民と連帯してきた国会議員ならこのことは肌感覚でわかるはず。
これがわかるかどうかが分水嶺になるでしょう。

中川 均

小池側が用意した踏み絵は、改憲と集団安保に賛成かどうかだ。
反対すれば排除。
民進党から立候補させず選挙資金も出ない。
それが怖くて、多くの議員は踏み絵を踏む。
結果、改憲は暴走。
米国の軍事に引き回される。
こんなの、もし勝っても自民党と同じではないか。
前原は国民を裏切った。
沈黙はだめだ。

それにしても小沢一郎はなぜ尻尾を振る。
こんな情けない小沢一郎など見たくない。
あなたは「日本のこころ」と一緒に動けるのか。
改憲も集団安保も認めてしまうのか。
これまでの主張は何だったのか。
護憲も立憲民主主義も捨ててしまうのか。
何と節操のない。

池田清彦

私は過激なリバタリアンで、社会主義には反対だが、次の選挙では、少なくとも、比例は共産党に投票するしか選択肢はない。
小池のポピュリズムは全体主義への道だ。
安倍と野合して憲法改悪を目指すだろう。
国家は国民の道具だということは、繰り返し強調しなければ、国民は政権の奴隷になってしまう。

きっこ

もはや日本でマトモな政党と呼べるのは日本共産党だけみたいだな。
このままだと、少なくとも比例は日本共産党に入れるしか選択肢がなくなりそうだ。
それにしても、まさか自分の支持していた政党に比例で投票しなくなる日が来るとは思わなかった。

市田忠義

どの時代にも時流に流されず信念を貫いて生きる人がいる。
そのために命を奪われた人までいる。
選挙に勝ちたいがために自己の信念を曲げてもいいのか。
市民連合や公党間の合意を投げ捨ててもいいのだろうか。
屈辱的踏み絵を踏むのか、人間の生き方の問題としてそれが問われているような気がする。

nikku

12)その上で、例えば小沢一郎(なんども言いますが私は未だ支持者です)が止めてくれる、などと「狂信的小沢信者」は語ります。
断言しますが、小沢信者の言うような力は、今の小沢さんや自由党にはありません。
森ゆうこ、山本太郎ら、きちっと市民を代弁できる論客に自由な発言や活動をさせてきた

13)…ところに、小沢自由党の価値はあったのです。
金も地方組織も地方議員もいない、単に個人個人の人気で何とか持ってきた小沢自由党に小池が魅力を感じるはずがありません。
それが支持者であっても現実的な状況分析というものです。
街で聞いてごらんなさい。
何人の友達が小沢一郎を知ってますか?」
(引用終わり)

ツイッターには、引用した他にも、多くの小沢一郎批判のツイートがあった。
それもネトウヨなのではない、コアな小沢支持者からの真面目な批判である。
これは珍しいことだ。
しかも前原誠司を小沢が支持した段階で、多くの小沢支持者が離れていっている。
この深刻な事態を小沢一郎はおそらく知らないのである。

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