裏切りの横浜

このページは、2017年7月31日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]横浜市長選は、民進党の自作自演の敗北劇でした。野田、蓮舫執行部には、政権交代の意志がありませんでした。だから自主投票にして、自公推薦候補に勝たせたのです。同時にあった緑区の市会補欠選挙では、民進党の江田憲司の秘書だった宮崎ゆうすけが、自民党候補との一騎打ちに勝利していますね。きちんと闘えば、市長選も勝てたのです。[/char]

このページの要旨

横浜市長選での民進党の体たらくがひどい。
まず野田・蓮舫の辞任が遅すぎた。
安倍同様に、野田・蓮舫に都議選惨敗の総括などできないのだから、まず責任をとってすぐに辞めるべきだったのである。
それがポストにしがみつき、総括に蓋をした。
この遅すぎた辞任で、閉会中審査も臨時国会も消えてしまった。
やっと辞めてくれたと思ったら、代表選に前原と枝野が出てくる。
要するに民進党は、旧民主党政権崩壊のA級戦犯たちが未だに党の実権を握っているということだ。
これで、いずれが勝とうと、民進党の再生はないだろう。
小池新党へ吸収され、自民党と補完勢力の二大政党制へ向かう道を辿ることになろう。

そんな奇妙で偏狭な、わかりづらいことが、横浜で起きた。
民進党の山尾しおりが、横浜の市長選で、カジノ賛成の、自公推薦候補を応援した。
民進党国際局長の牧山ひろえも応援しているから、民進党のふしだら、裏切り、鵺(ぬえ)性が、横浜で全開である。
山尾しおりが期待されていただけに、その罪の深さを感じる。
カジノに反対を叫び、カジノ賛成の現市長を応援する。
この裏切りは、消費税増税に反対して政権交代をやり、政権を獲ると消費税増税に賛成した野田佳彦と重なる。
まじめな総括をしないから、こういう愚民観にもとづく失敗を重ねることになる。

[char no=”2″ char=”芥川”]横浜市長選では、民進党のダメな部分が全部露出しましたね。投票に行かなかった横浜市民も悪いが、わかりやすい対決構図を作らなかった民進党はそれ以上に悪いです。民進党は、この選挙の大切さがわかっていませんでした。自民党を政局に追い込める、きわめて重要な選挙でした。野田―蓮舫の死に体執行部で8月いっぱい夏休みに入り、閉会中審査も臨時国会もこれでなくなりました。安倍が困ったときは、いつも野田が助けますね。奇妙な政党です。[/char]

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1 返り咲くA級戦犯

暑い夏が続いている。
腐敗した、愚かな夏だ。

横浜市長選での民進党の体たらくがひどい。

まず野田・蓮舫の辞任が遅すぎた。

都議選惨敗での獲得議席数はわずかに5だった。
その前に大量の離党者まで出している。

その離党者も吸収して、小池新党は55議席も獲得する。
大惨敗した自民は、公明と並ぶ23議席だった。
共産党は無党派層を民進党の倍も集めて19議席獲得した。

安倍同様に、野田・蓮舫に都議選惨敗の総括などできないのだから、まず責任をとってすぐに辞めるべきだったのである。
それがポストにしがみつき、総括に蓋をした。

この遅すぎた辞任で、閉会中審査も臨時国会も消えてしまった。
よく安倍を助ける連中だ。

やっと辞めてくれたと思ったら、代表選に前原と枝野が出てくる。
要するに民進党は、旧民主党政権崩壊のA級戦犯たちが未だに党の実権を握っているということだ。

民進党のA級戦犯というと、いつも小林旭の「昔の名前で出ています 」のフレーズが浮かぶ。
「京都にいるときゃ民主党と呼ばれたの、神戸じゃ民進党と名乗ったの。
横浜の酒場に戻ったその日から、あなたがさがしてくれるの待つわ。
昔の名前で出ています」というわけだ。
しかし、民進党のA級戦犯など、本人たちが粋がっているだけで、もう誰も探さないのである。

これで、いずれが勝とうと、民進党の再生はないだろう。
小池新党へ吸収され、自民党と補完勢力の二大政党制へ向かう道を辿ることになろう。

民進党は滅亡をより加速し、相対的に安倍独裁を深化させることになる。
その結果、国民の不幸を深化させることになろう。

民進党の退廃は、山尾志桜里(しおり)国民運動局長の、横浜市長選における自公応援にも露出した。

連合のひっかけにまんまと乗り、笑いものになる。
これほど炎上するとは思わなかったというから、その危機感の希薄、想像力のなさは相当なものだ。

その後は説明なしの引きこもりが続いている。
自民党と同じで、不始末を犯すと隠れてほとぼりが冷めるのを待つ。
こんな政治家ばかりだ。

こんなツイートをみつけた。

2 裏切りの横浜

Yasu

キッシンジャー

率直な日本観を示す。
これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。

中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない。

日本はものの見方が偏狭で、全く奇妙だ。
島国の国民だ。
英国も島国だが。

部族的で偏狭。
まったく奇妙。
この分析は安倍晋三を見ていると、実に的確であることがわかる。

安倍晋三の正体は新自由主義のグローバリストであるが、それだけだったら外国からも、論理の月旦にかけられて理解されやすい。

ところが、その安倍が日本会議に所属し、中国を病的に敵視し、改憲を主張し、天皇を元首にして、戦前回帰を狙っている。
さらに不可解なのは、対米隷属の売国奴である。
ここから欧米は、部族的で偏狭、まったく奇妙な民族と眉をひそめるのだ。

あれやこれやと、矛盾する思想が一個の政治家に同居し、それが一国のトップにまでなれる。

国民は生活苦に喘いでいるのに、さらに増税し、外国にはふんだんにカネをばらまく。
放射能汚染された地帯に国民を住まわせて被曝させる。
同胞意識が極端に希薄である。

まるで日本には「長州部族」や「1%部族」が存在し、長州以外の部族、「99%部族」を敵視し、奴隷化しようとしているかのようだ。

そんな奇妙で偏狭な、わかりづらいことが、横浜で起きた。

民進党の山尾しおりが、横浜の市長選で、カジノ賛成の、自公推薦候補を応援した。
民進党国際局長の牧山ひろえも応援しているから、民進党のふしだら、裏切り、鵺(ぬえ)性が、横浜で全開である。

山尾自身はカジノ反対だという。
まったく奇妙である。
ほんとうにわかりづらい。

山尾しおりは、現在の民進党で、もっとも期待された政治家であっただけに、「山尾よ、お前もか」という悲鳴にも似たツイートがツイッターを駆け巡った。

おかよ(脱原発)‏

山尾しおり様
林市長が採択に協力したのはこの教科書です。
どうか内容を確かめてください。
横浜市の中学生はもう8年近くも「つくる会」系の教科書を使わされ日本会議の洗脳にさらされています。

 

もりのこのは

横浜西口で民進党牧山広恵参議院議員が横浜市長選の林市長の応援演説をしていた。
山尾しおり議員の林現市長応援に市民の反発があったのにと怒り、演説が終ったところで、(牧山広恵に 注 : 兵頭)カジノを作らせる気かと抗議しました。
すると、彼女、私もカジノは反対なんですよと…もう何言ってるのよ、民進…ダメだ、こりゃ。

radio_hidetaro日本あ~あ党‏

山尾女史が横浜市長選で味噌をつけたお陰で、次期党首の芽が無くなったと言える。
山尾女史の能力は買う。
しかしそのベクトルがどちら向きか分からない。
連合、就中、電機労連押しから見ても、ムラに近い存在。
再稼働容認派だろう。
それでは小沢潰しに奔走し、今は東電の顧問弁護士、仙谷と同じだ。

ぱじぇんと

@ShioriYamao 1週間前に仙台で「市長選が『安倍おろしそば始めました』の夏にしよう」と言っておいて、今日は横浜で自公推薦の林文子氏を応援。
山尾さんは何がしたいんですか?

こいずみやすひさ

山尾志桜里氏
仙台では郡和子氏の応援
横浜では林文子氏の応援
意味わからん
民進党らしいっていえば、らしいか

halken‏

返信先: @ShioriYamaoさん
山尾さん、横浜市長選で林氏を応援しているというのは本当ですか? 林氏はカジノ誘致を否定せず、育鵬社の教科書導入を推進しています。
カジノは稲川会埋地一家初代の長男と子飼いの菅官房長官が絡んだ市民無視の利権話。
育鵬社は言わずもがな。
山尾さんは、こういう政治を応援していくってことですか?

壺井須美子

山尾議員本人でも親戚でもないのに、連合の支援が無ければ選挙に勝てないのだから仕方が無いと、横浜市長選での山尾議員の自民党候補者応援正当化に賛同する一般市民が居ることに驚く。
自分の一票も主権者として価値も捨てているよう見える。
連合離れが怖いなら有権者に訴えて勝つのが代議士だろう。

山尾しおりが期待されていただけに、その罪の深さを感じる。
これらの声を聞かなかったら、もう山尾は終わりだ。
ただの愚民観のエリートに過ぎず、飯の種としての政治を生きることになる。

「おかよ(脱原発)」の指摘は貴重だ。
林市長の思想は日本会議である。
横浜市の中学生は、育鵬社の教科書で日本会議の洗脳にさらされている。
山尾が出発すべきはこの現実からであり、連合との個人的な関係ではない。

カジノに反対を叫び、しかしカジノ賛成の現市長を応援する。
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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

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森友腐敗の構造 ~付け値の土地~

このページは、2017年7月29日に更新しました。

(7月27日(木)に、ワードプレスの、或るプラグインを更新したところ、サイトが開けなくなりました。管理者ページにも入れなくなり、せっかく訪問してくださった皆さまに、ご迷惑をおかけしました。

無事、復旧しましたので、今後ともよろしくお願いします)

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[char no=”1″ char=”漱石”]籠池泰典という人は面白い人ですね。ふつう警察や検察からの聴取というと、世間体もあって隠すものですが、かれはメディアを招き入れてやっています。これは日本でははじめての画期的なことではないでしょうか。国民の関心の高さが、自分を守ってくれる。そういっているようです。実際、忘れ去られたら、かれは好きに料理されるでしょうね。[/char]

このページの要旨

財務局は森友学園側にいくらまでなら支払えるのか尋ね、学園側は上限としておよそ1億6000万円という金額を提示していた。
財務局の担当者は国有地の土壌改良工事で国がおよそ1億3200万円を負担する予定であることを理由にこれを上回る価格でなければ売れないなどと事情を説明していた。
財務局はゴミの撤去費用の見積もりを民間業者ではなく国有地を管理している大阪航空局に依頼するという異例の対応を取り、値引き額はおよそ8億2000万円と決まった。
この結果、学園側への売却価格は1億3400万円となった。

2015年9月5日に、安倍昭恵が瑞穂の国記念小学院の名誉校長に就任した。
ここからすべてははじまった。
国有地の売り手が、買い手に幾らまでだったら払えるかと訊く。
安倍昭恵が名誉校長の小学校だからだ。
なるべくタダ同然で売って、安倍晋三の歓心を買いたい。
もう付け値(買い手が値段をつける)の世界だ。
佐川宣寿(財務省前理財局長)は、これまで売却価格を決める前に具体的な金額の交渉はしていないと、国会でうそ八百を並べ立ててきた。

[char no=”2″ char=”芥川”]売り手の国が、「いくら払える」と買い手に訊く。その価格に添ってゴミ撤去費用を高く設定して値引く。交渉にあたった酒井康生弁護士も、その報告を受けた籠池泰典も、安倍昭恵名誉校長の神通力に驚いたことでしょう。それを仕切った官僚が出世していくので、背後の真犯人は明確です。[/char]

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1 この土地、幾らなら払える?

自民党の今井絵理子参院議員が妻子ある男性と「略奪不倫」をした。
世界一の歳費をもらっているので、遊ぶ金には困らない。

それも、ともに自民党の、中央の国会議員と地方の市議との不倫だった。

今井は、自分のようなバカが国会議員になれたので、すっかり世間をなめきっていた。
不倫のホテルを、濡れた髪のままパジャマ姿で闊歩していた。

こんなことは、どんなにおバカなタレントもやらない。
いまはテレビのバラエティにも、自民党議員が必ず顔を出す。

自民党の劣化は、ついに芸能を超えたのである。

今井絵理子は、国民の命と暮らしを守る仕事には不向きなので、すぐに国会議員をやめるがよい。

さて、籠池泰典が大阪地検の任意の事情聴取を受けた。
籠池は、公開のもとにこの事件を展開するつもりらしい。
なかなか逞しくあり、これまでなかった手法である。

普通、聴取を受けた被疑者は、取り調べの内容はもちろん、取り調べを受けたこと自体を隠す。
いまの日本では、検察に呼ばれたら、胡散臭い人であり、起訴は即クロなのだ。

それを籠池は公開していく。
事情聴取の前日からメディアを自宅に入れ、出発の当日もメディアに向かって語りかける。
こんな事件を見たことがない。

『NHK NEWS WEB』(7月26日)に「近畿財務局と森友学園 売却価格めぐる協議内容判明」が出た。

大阪の学校法人「森友学園」に国有地が8億円余り値引きされて売却された問題で、去年3月に近畿財務局と学園側との間で売却価格をめぐって行われた協議の内容が初めて明らかになりました。

関係者によりますと、財務局は学園側にいくらまでなら支払えるのか尋ね、学園側は上限としておよそ1億6000万円という金額を提示していました。
実際の売却価格は学園側の提示を下回る金額に設定されていて、大阪地検特捜部は詳しい経緯を調べています。

去年6月、近畿財務局は大阪・豊中市の国有地についておよそ9億5500万円だった鑑定価格から地中のゴミの撤去費用などとしておよそ8億2000万円を値引きして森友学園に売却していました。

この売却価格をめぐって学園との間でどのような協議が行われたのか、これまで財務省や財務局は「記録を廃棄した」などとして説明してきませんでしたが、協議の詳しい内容が関係者への取材で初めて明らかになりました。

森友学園の籠池前理事長は去年3月11日に国から借りていた国有地で地中から新たなゴミが見つかったため、建設中の小学校の開校時期が遅れることを心配し国有地の買い取りを希望したということです。

関係者によりますと、3月24日、籠池前理事長から交渉を一任された学園の当時の弁護士が財務局に対して土地の買い取りを初めて打診し、この日のうちに双方が具体的な金額を出して協議していたことがわかりました。

この場で財務局の担当者はいくらまでなら支払えるのか購入できる金額の上限を尋ね、学園の弁護士は当時の財務状況を基におよそ1億6000万円と答えたということです。

一方、財務局の担当者は国有地の土壌改良工事で国がおよそ1億3200万円を負担する予定であることを理由にこれを上回る価格でなければ売れないなどと事情を説明したということです。

この協議の6日後の3月30日、財務局はゴミの撤去費用の見積もりを民間業者ではなく国有地を管理している大阪航空局に依頼するという異例の対応を取り、値引き額はおよそ8億2000万円と決まりました。

この結果、学園側への売却価格は1億3400万円となり、3月24日の協議で財務局と学園の双方が示した金額の範囲内に収まる形となりました。(「近畿財務局と森友学園 売却価格めぐる協議内容判明」

2 森友腐敗の構造 ~付け値の土地~

2015年9月5日に、安倍昭恵が瑞穂の国記念小学院の名誉校長に就任した。
ここからすべてははじまった。

2016年3月11日、小学校の基礎工事中に、不思議なことに新たなゴミが見つかった。
ここから物語が起動する。

不思議な笑いがこみ上げてくる。
売り手が、買い手に幾らまでだったら買えるかと訊く。
安倍昭恵が名誉校長の小学校だからだ。
なるべくタダ同然で売って、安倍晋三の歓心を買いたい。
どうせ自分の土地ではない。
国の土地である。

買い手もすぐに事態を悟る。
さすがは腐った国だ。
安倍昭恵が名誉校長だと、ここまで神通力があるのか。

しかし、売り手にも、下値に限界がある。
森友学園事件の場合、ゴミ撤去に国が投下した金額だ。
これ以上でなければならない。

買い手は、それより200万円上回る金額をいう。
もう付け値(買い手が値段をつける)の世界だ。
案の定、その金額で広大な土地が手に入る。
酒井康生弁護士も籠池泰典も、神風が吹いた、と思ったにちがいない。

去年(2016年)3月、近畿財務局と学園側との間で売却価格をめぐって行われた協議で、財務局は学園側にいくらまでなら支払えるのか尋ねていた。

霞ヶ関文豪佐川宣寿(財務省前理財局長)は、これまで売却価格を決める前に具体的な金額の交渉はしていないと、国会でうそ八百を並べ立ててきた。

学園側は、1億6000万円を提示する。

財務局は国有地のゴミ撤去で1億3200万円を負担する予定であるから、これを上回る価格にしてほしいと説明する。
「お主もワルよのう」という場面が浮かんでくるところだ。

この協議の6日後の3月30日に、財務局はゴミの撤去費用の見積もりを民間業者ではなく国有地を管理している大阪航空局に依頼する。
つまり、民間に委託すると、適正な価格が出てしまう。
すると、籠池泰典が買えなくなる。
それでゴミ撤去費用(値引き額)をなるべく高く設定しなければならない。
その意が伝わるのは大阪航空局しかない。

このとき、地方の近畿財務局と大阪航空局、それから中央の財務省、国土交通省の4者間で入念な情報のすりあわせがあったのである。

その結果、値引きはおよそ8億2000万円と決まった。

つまり学園側への売却価格は1億3400万円である。
まさに付け値である。

大阪地検がどこまでやるか。
国民の関心は、籠池泰典の努力もあって、まだ消えていない。
政治の場では通用した「記憶も記録もない」が、はたして検察にも通用するのか。
わたしたちも関心を繋いでいこう。

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この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

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確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

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党を滅ぼす安倍・蓮舫

このページは、2017年7月25日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]日本の政治ほど浅ましい政治はないですね。国会が愚か者の住処になってきました。政権から、総理の犯罪を隠すために道義が失われています。誰もが安倍晋三が加計孝太郎に便宜を図ったと知りながら、真実に頰かぶりしています。それで政権を失ってもかまわないかのようです。[/char]

このページの要旨

不良政治家たちを正すにはレコーダーが必要である、といわれ始めた。
人間の脳で、もっとも優れているのは直線的な記憶力ではない。
つまりレコーダーに化すことではない。
脳はその場の言葉に留まらずに放射思考する。
脳は、連想し、創造し、記憶する。
これを菅義偉の記者会見で、望月衣塑子(いそこ)が実践している。
国会も「いった、いわない」の、最高のレベルがレコーダーの水準に劣化している。
この最大の原因は安倍晋三という権力者の無能にある。

蓮舫が、岡田、安住、枝野、前原と次の幹事長を打診する。
蓮舫は、憐れなほど何もわかっていない。
国民はなぜ民進党を嫌い、許さないのか。
それは、せっかく政権を与えてやったのに、マニフェストとは真逆のことをやった。見事に国民を裏切り、政権返上の愚かで卑屈な自爆解散までやってのけ、今日の政治の惨状を作ったからだ。
小沢一郎は政権交代を果たすために、すなわち国民のためにおのれを捨てて代表を退いた。
蓮舫は、小さいので自民党の期待に応えて代表のイスにしがみつく。
蓮舫が代表を辞めない限り、衆議院選挙での民進党惨敗は決まったも同じだ。

[char no=”2″ char=”芥川”]政治家が小さくなってしまいました。安倍晋三は支持率が落ちて、はじめて謙虚さを繕っています。つまり、この国では、物語としての支持率を作ってきた東京の大手メディアが、国民の不幸をも作ってきたのです。それでも選挙で負け続けるので、あわてて支持率を下げはじめ、安倍晋三も謙虚さを偽装しはじめたのです。[/char]

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1 レコーダーの水準に堕ちていく日本政治

『朝日新聞デジタル』(2017年7月21日)にこんな記事が載っていた。

加計学園問題の国会審議で空費された時間の内訳

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐる国会審議で、事実と異なる説明をしたり確認を拒み続けたりするなど、政府側の対応が原因で少なくとも14時間が空費されたことが朝日新聞の調べでわかった。
国会審議の2日分に相当する長さ。
真相解明に後ろ向きな政府の姿勢を映した形だ。

24、25日には衆参両院の予算委員会で首相が出席する閉会中審査がある。
「せっかく開くなら国民が『分かった』と納得してもらうまで説明する」と自民党幹部に話した安倍晋三首相の答弁が改めて問われる。

「総理のご意向」などと記された文部科学省の内部文書の存在を朝日新聞が特報した5月17日から、首相外遊中に閉会中審査があった7月10日まで、加計学園問題を担当する内閣府、文科省、農林水産省と関係が深い衆参の計10委員会を対象に審議内容を調べ、質疑と答弁の時間を集計した。

政府の事実と異なる説明が発端で空費されたのは、9時間3分。
大半を占めたのが、「総理のご意向」文書の存否や内容をめぐるやり取りだった。
政府は当初、「怪文書のようなもの」(菅義偉官房長官)とその存在を否定したため、再調査結果をもとに存在を認め、首相が反省を口にした6月16日の審議を含めて7時間44分が空費された。

(中略)

学園は首相の友人が理事長を務めており、首相との関係が最初に問われた3月8日の衆院文科委員会までさかのぼれば、空費された時間はさらに増える。加計審議、14時間空費 文書の存在否定・食い違う見解)(南彰))

加計学園問題の国会審議で空費された時間。
なぜ空費されたのか。

政権が、総理の犯罪をうそで隠蔽するからだ。

記録がない、と逃げ、野党に記録を突きつけられると、怪文書と逃げる。
怪文書でなかったことがわかると、記憶がない、と今度は記録の恣意性に言及して逃げる。

「勝手に官僚あるいは相手が恣意的に作った主観的な記録、自分の記憶のなかではそんなつもりでいっていなかった、記録に瑕疵がある」。
これが現在のバカ国会の到達点である。

そこでこの不良政治家たちを正すにはレコーダーが必要である、といわれ始めた。

これは確かに有効であるが、実は政治のレベルがレコーダーのレベルに劣化したことを物語るものなのである。

人間の脳で、もっとも優れているのは直線的な記憶力ではない。
つまりレコーダーに化すことではない。
脳はその場の言葉に留まらずに放射思考する。
脳は、連想し、創造し、記憶する。

これを「問題ないおじさん」の菅義偉の記者会見で、望月衣塑子(いそこ)が実践している。
彼女は菅義偉の話を聞き、放射思考し、連想し、質問する。
逃げる菅義偉が放つ言葉こそが、「退屈」であり、「時間の空費」であり、「機械的」なのだ。

菅義偉は、記者会見から考える脳を奪い、死せる眠り病の世界にしたい。
提灯記者たちが、政府の広報に努め、レコーダーのようにパソコンの早打ち競争に邁進する。
そして翌日の新聞・テレビが政府の広報に務めてくれる。
これが「問題ないおじさん」の理想なのだ。

国会も「いった、いわない」の、最高のレベルがレコーダーの水準に劣化している。
この最大の原因は安倍晋三という権力者の無能にある。

公私のけじめがつかないから、権力者になったとたん、閣僚をオトモダチで固め、オトモダチへの大判振る舞いをはじめた。
なんと幼稚な世界なのだろう。
立憲主義とは、政府権力の暴走を防ぐために、政府権力を憲法で制限する原則のことである。
政府権力は、国民を守るために、権力分立の原則に立つ憲法に基づいて政治を行わねばならない。
ところが安倍はそのことすら知らなかった。

だから森友・加計学園事件を起こし、官邸お抱えレイピスト山口敬之の「準強姦」もみ消し事件まで起こした。

加計学園事件の国会審議で、政府側の対応が原因で少なくとも14時間が空費されたという。
国会審議の2日分に相当するが、1日の国会審議で3億円、計算の仕方によっては4億円が費やされるから、総理の犯罪隠蔽のために、6億から8億のカネがドブに捨てられたのである。

2 党を滅ぼす安倍・蓮舫

24、25日の閉会中審査も結果はすでに明確だ。
同じメンバーがやるのだから、「いった、いわない」「記録も記憶もない」で終わるのだろう。
あまりにレベルが低すぎて唖然とする。

この劣化した政治は、自民党、民進党とも同じであるところに深刻さはある。
カメラの前では民進党が正義を背負っているが、振り返ってみると、民進党が獲得した成果はほとんどない。
森友・加計学園事件の核心部分を剔抉したのは、籠池泰典であり、前川喜平であり、日本獣医師会である。

劣化した日本政治について、こんなツイートが目についた。

平野浩‏

民進党蓮舫代表は野田幹事長を交代させることを決断。
まず、岡田前代表に要請し、断られている。
続いて、安住代表代行、枝野前幹事長、前原元外相にも声をかけ、次々と断られている。
この代表は全くわかっていない。
その名前ではダメだということを。
彼らが民進党を壊した戦犯だからだ。

壺井須美子

@qi5yohei 蓮舫を選択するのは民進党の自由です。
敗戦と野田を幹事長にした責任もとらず、国籍問題で多くの国民が納得しているとは言えない蓮舫を、差別と人権のシンボルとして祭り上げても、それで民進党が政権を担う国民政党と、国民から認知されるとは思えない。
小沢さんは無実なのに政権をとるために代表を退いた。

きむらゆい‏

金曜プレミアム(2)
隠し撮り密着取材した後、議員たちに直撃し、視察について質問するも殆ど応えられず。
今後も密着取材すると言う。
みんな同じ報告書を出したり、これまでも告発されてきた視察旅行と言う名の単なる豪遊。
是非国会議員の豪遊に密着してほしいものです。

とどまるところを知らぬ政治の劣化。
世襲と、飯を食うための成り上がりの政治。
慣習化している税金を使った豪遊。
それを隠し撮りされて、取材されたときの狼狽ぶり。
「視察」とは名ばかり、政治家たちが「視察」先の名前すらいえない。

それにしても動画ににじみ出る暗愚な印象は、ビデオを消したくなるほどの酷さだ。

蓮舫が、岡田、安住、枝野、前原と次の幹事長を打診する。
蓮舫は、憐れなほど何もわかっていない。
これでは野田を代える意味がない。

国民はなぜ民進党を嫌い、許さないのか。
それは、せっかく政権を与えてやったのに、マニフェストとは真逆のことをやった。見事に国民を裏切り、政権返上の愚かで卑屈な自爆解散までやってのけ、今日の政治の惨状を作ったからだ。

そのA級戦犯たちは、最初こそ温和しく息を潜めていたが、すぐに前面に出てきた。またぞろ野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友体制を作った。
それへの国民の答えが都議選での惨敗である。

小沢一郎は政権交代を果たすために、すなわち国民のためにおのれを捨てて代表を退いた。
蓮舫は、小さいので自民党の期待に応えて代表のイスにしがみつく。
体制を維持しようとする。
蓮舫が代表を辞めない限り、衆議院選挙での民進党惨敗は決まったも同じだ。

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この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
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この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

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加計孝太郎に高まる国民の不満

このページは、2017年7月22日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]日本の政治がどんどん劣化していっています。証拠の記録に対して、「記憶にない」で邪悪な過去から逃げる政権。これからはレコーダーに記録しないとダメだ、となるでしょう。つまり日本政治はレコーダーのレベルに退化するわけです。これが、国民が政治家に向き合う重要な武装になり、これも安倍晋三が破壊した日本政治ということになります。かれは諸悪の根源です。[/char]

このページの要旨

議事録公表の動機は、「一校限定は獣医師会の要請」という安倍政権のでっち上げに対して、異議申し立てをするものである。
山本大臣は、例によって、「加計学園という言葉は使っていない」、「四国に決まったような発言はしていない」と打ち消した。
「いった、いわない」の、いつもの繰り返しになった。そうなると、獣医師会側の当日の記録(参加した四人の確認を得ている)と、山本の記憶の、どちらを信じるか、といった問題になる。
国民は、これまでの一連の経緯から記録を信用するだろう。

安倍出席の予算委閉会中審査は、最低でも加計孝太郎の証人喚問で徹底抗戦すべきだった。なれ合いのスシ友国対を止揚すれば、いまの状況なら国民もメディアも野党側についた。
それを野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完スシ友勢力が、すぐに自民党の毛針に食らいつき、敗北のレールを敷く。
教育者でもなんでもない、金儲けとしての教育に精を出す加計親子に、1.8ヘクタールもの(36億7500万円相当)広大な土地を、タダでくれてやる。
さらに事業費の半分96億円の補助金までやる。
これでほんとうにいいのか。
愛媛県も今治市ものんきすぎるのではないか。

[char no=”2″ char=”芥川”]今治市は、加計の獣医学部新設が、地元に何の恩恵ももたらさないことに早く気付くべきです。すでに設計から建設からすべて岡山の加計グループの業者です。これは今後を予兆しています。早く悪夢から目覚めるべきです。[/char]

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1 「加計ありき」の議事録

『週刊文春』(7月27日号)に「「加計に決めました」出来レース議事録」が載っている。

2016年11月17日朝9時22分、東京・青山にある日本獣医師会本部。
23階にある役員室では、国家戦略特区を担当する内閣府の山本幸三大臣が、蔵内勇夫会長ら4人の獣医師会役員と向き合っていた。

山本大臣は挨拶を終えるとこう切り出した。

誠に申し訳ないが、獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった

そして、山本大臣は通告した。

四国は、感染症に係わる水際対策ができていなかったので、新設することになった。申し訳ない

獣医学部新設をどの学校法人が担うのかを決める公募が開始されたのは今年1月のことである。
だが、その2か月前に、安倍政権は獣医学部新設を「四国」、つまり加計学園に決めていたのだ。

山本大臣が設定したこの会合は、「加計学園に決めました」という通告の場に他ならなかった―」

安倍政権は、こういった都合の悪いことがバレてしまうと、「記録がない」「記憶がない」で逃げる。
山本も忠実にこの猿の芝居を踏襲した。

(1)なぜこの議事録を獣医師会は公表したのか。
それは、「加計ありき」で示す一番わかりやすい資料であるからだ。
動機の根底にあるのは、「一校限定は獣医師会の要請」という安倍政権のでっち上げに対して、異議申し立てをするものである。

つまり獣医師会はもともと獣医学部新設には反対していたが、安倍政権の圧力に負けて、新設するなら、せめて一校にしてくれ、ということになった。
けっして積極的に要請したのではないことを明確にしたかったのである。

(2)2016年11月17日のこの会議は、もともと会議の前日(16日)に山本大臣の方から申し入れたものである。

(3)当然、大臣がわざわざくるというので、獣医師会は丁寧に会議のメモをノートにとり、翌日、獣医師会側の参加者全員で議事録を確認している。
それが今回公表された獣医師会の議事録である。

(4)山本は、例によって、「加計学園という言葉は使っていない」、「四国に決まったような発言はしていない」と打ち消す。
「いった、いわない」の、いつもの繰り返しになった。

(5)いつもの繰り返しは、もうひとつあった。
最初、山本は山本側のメモがあるといっていたのだが、今朝(7月21日)になって、急にそのメモは廃棄された、と言い出した。

「秘書官が走り書きしていたが、いただいた文書と同じことを先方がいっていたので、途中からメモをとるのをやめた。その後、手書きのメモは廃棄した」。
こんな間抜けな秘書官はいない。
森友・加計学園事件では、登場する政府関係者が、ことごとく間抜けになるというのが特徴である。

(6)そうなると、獣医師会側の当日の記録(参加した四人の確認を得ている)と、山本の記憶の、どちらを信じるか、といった問題になる。
国民は、一連の経緯から記録を信用するだろう。

2 加計孝太郎に国民の不満が高まっている

いまや日本はうそつきだらけになった。
いったいどんなうそで政治家・官僚が切り抜けるか。
それが退屈な見世物になってきている。

野党もそれを知っていて、「またしても国会名物の「記憶にない」が出てきました」としたり顔で呟いたりする。

それならうそをつかせない質問をしたらよさそうなものだが、質問側にもいっこうに進歩が見られない。
国民の欲求不満は日々高まっている。

こうして1日3億円(議員1人当たり1日20万円、衆参750人分で1日1億5000万円が含まれている)の巨費が税金で払われる。
ほかに政党助成金が1日1億円だから、合計で1日4億円も払うことになる。

これだけ国民が税金を払って、どんどん国は悪くなり、生活も悪くなる一方だ。
こんな政治家たちも珍しい。

24、25両日の安倍出席の予算委閉会中審査もまったく期待はもてない。

最低でも加計孝太郎の証人喚問で徹底抗戦し、なれ合いのスシ友国対を止揚すれば、いまの状況なら国民もメディアも野党側についてくる。
それを野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完スシ友勢力が、すぐに自民党の毛針に食らいつき、敗北のレールを敷く。

とくに「話のわかるお兄ちゃん」山井和則が弱すぎる。

この男が国対にいる限り、安倍一強は盤石である。

その加計学園に対しては、国民の反感が高まってきた。とりわけ加計孝太郎に対してだ。

『週刊文春』には、加計孝太郎の息子、加計役が、岡山のホステスにいったことば「自分の家族は庶民とはレベルが違う。俺くらいになったら下々のキミたちとは違うから」と語っていました。加計さん(父親の加計孝太郎 注 : 兵頭)はそれを見ても注意することはありませんでした」が紹介されている。

教育は教師で決まる。
教育者でもなんでもない、こんな金儲けとしての教育に精を出す親子に、1.8ヘクタールもの(36億7500万円相当)広大な土地を、タダでくれてやる。
さらに事業費の半分96億円の補助金までやる。
締めて約133億円。
これでほんとうにいいのか。
愛媛県も今治市ものんきすぎるのではないか。

ますます疑惑も膨らんでいる。

加計の獣医学部新設の建築単価は坪150万円となる。
通常の鉄骨造の建築単価から考えても倍近い金額である。

この高額な建築設計を請け負っているのが、加計学園のグループ企業であるSID創研である。
具体的に建設を受注したのは、岡山市のアイサワ工業と大本組。
アイサワ工業は、自民党議員で、岡山1区選出の逢沢一郎の従兄が経営する会社である。

加計孝太郎自身が自民党の支部の要職にあったのだから、加計学園事件は、いわば自民党の利権漁りの様相を呈している。

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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
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この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
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国民に寄り添わない日本政治

このページは、2017年7月20日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

[char no=”1″ char=”漱石”]「職業というものは要するに、人のためにするものだということに、どうしても根本義を置かなければなりません。人のためにする結果が己のためになるのだから、元はどうしても他人本位である。すでに他人本位であるからには種類の選択分量の多少すべて他を目安にして働かなければならない」(『私の個人主義』)[/char]

このページの要旨

うそと隠蔽に塗り込められた政権であることは、森友・加計学園事件で明白であるが、すでに国家の実力組織・暴力組織のなかで、旧軍隊のネガティブな体質が横行していることが明らかになった。
安倍晋三の任命責任が問われる事態だが、その安倍晋三自体がうそと隠蔽の大本である。
使用済み核燃料の再処理工場の建設費が7500億円も増えたことを、経済産業省が隠していた。
「経産省の資源エネルギー庁が都議選への影響を考慮した」というが、都議選後も資源エネルギー庁が「会見など大げさにやらないように」と指示していた。

安倍出席の予算委閉会中審査について、自民、民進のスシ友国対が、与野党の質問時間の配分について、例によって対立の演出をはじめた。
両党のスシ友国対こそが、日本政治を腐らせてきている元凶なので、ふたりの猿芝居にだまされないようにしなければならない。
日本は、岸田外相が17日に、国連本部で貧困・飢餓の撲滅を目指す閣僚級会合に出席し、総額10億ドル(約1100億円)規模の支援を表明した。
日本は子供の6人に1人が貧困家庭で暮らしている。
したがって日本国民の税金は日本国民の貧困救済に使うべきである。

[char no=”2″ char=”芥川”]政治こそが、もっとも他人のために存在する職業ですよね。それがいまは、真逆になっています。政治家の多くは、自分のために働いていて、国民の幸せを無視しています。安倍政治は国民への情の無い政治で、かれの父親は実に的確に息子の晋三を見抜いていました。[/char]

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1 うそと隠蔽の安倍政権

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を廃棄したとうそをつきながら、実際は陸上自衛隊が保管していた問題。
実は、なんちゃって防衛相の稲田朋美は、2月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、保管の事実を非公表とするとの方針を幹部から伝えられていた。
しかも、隠蔽の方針を了承している。

呆れたことだが、この問題は次のことを物語る。

(1)うそと隠蔽の旧陸軍の体質を、現在の陸上自衛隊もそのまま受け継いでいる。

(2)なんちゃって防衛相の稲田朋美は、国会で、経緯の報告を受けていないとしていた。
しかもぬけぬけと「改めるべき隠蔽体質があれば私の責任で改善していきたい」と答弁していたが、本人こそが隠蔽に荷担していたのである。
いうことと、やっていることとが反対だったわけだ。

(3)うそと隠蔽に塗り込められた政権であることは、森友・加計学園事件で明白であるが、すでに国家の実力組織・暴力組織のなかで、旧軍隊のネガティブな体質が横行していることが明らかになった。
安倍晋三の任命責任が問われる事態だが、その安倍晋三自体がうそと隠蔽の大本である。

何をやっても閣僚が責任をとらない。
無茶苦茶な国家になっている。

国会は安倍晋三の任命責任を問わねばならないだろう。

与野党とも真面目にやれといいたい。
酷すぎる。

うそと隠蔽はまだある。

使用済み核燃料の再処理工場の建設費が7500億円も増えたことを、経済産業省が隠していた。

報道によると、「経産省の資源エネルギー庁が都議選への影響を考慮した」というが、都議選後も資源エネルギー庁が「会見など大げさにやらないように」と指示していた。
つまり都合の悪いことは隠すのである。

だから日本は原発をもってはならない国なのだ。
管理もできず、不始末や不都合なことは国民の目から隠す。
これほど恐いことはない。

結局、「再処理工場の建設費は7500億円も増え、2兆9000億円と当初の予定の4倍近くに膨らんでいた」。
原発がなくても電気が十分に足りることは、すでに実証されている。
即時に原発は停止し、脱原発(脱被曝、脱1%、脱原発依存、脱人体実験)に日本は向かうべきだ。

2兆9000億円もあれば、どれだけこの国の99%は幸せになれたか。
米日1%のために、管理もできない原発などもたされて、国民の幸せをドブに捨てる政治を、わたしたちは卒業しなければならない。経産省が“非公表”指示 再処理工場の建設費増額分

うそと隠蔽。
安倍晋三は、もうどうやったらいいのか、わからなくなっているのだ。

2 国民に寄り添わない日本政治

18日午前、安倍出席の予算委閉会中審査について、自民、民進のスシ友国対が国会内で会談した。

与野党の質問時間の配分について、例によって対立の演出をはじめる。

民進の山井和則国対委員長は、従来の「2(与党)対8(野党)」を要求するポーズ。

自民の竹下亘国対委員長は「5対5(与党、野党とも1時間半)にしない限り開催は拒否する」と反発する演出。(これは自民党が公明党に対していつも使う演出で、落としどころは3対7である。これを山井がいつものように丸呑みして、自民党の完勝になった

これで合意すれば、衆院では24日に行うという。

山井は、衆参両院の予算委で7時間ずつ計2日間の実施を求めるパフォーマンス。

竹下は衆参両院で半日ずつの1日を要求する演出。(これもいつもの自民党の演出で、山井の顔を立てて2日間にするも、7時間を5時間に減らして、自民党の完勝。

安倍は、「私自身が閉会中審査に出席し、しっかりと説明を行う考えだ。国民の信頼回復に向けて努力を積み重ねていきたい」と述べていたが、それなら最低でも1週間、それも加計孝太郎と安倍昭恵の証人喚問を了承しなければならない。

そこではじめて、国民は「信頼回復」の言葉を信用することになる。

でもこれももちろんポーズにすぎなかった。

5対5にすれば、半分の時間は与党の八百長になり、国民はテレビを見ないだろう。
それがもともと安倍晋三の狙いなのである。

両党のスシ友国対こそが、日本政治を腐らせてきている元凶なので、わたしたちはふたりの猿芝居にだまされないようにしなければならない。閉会中審査、質問時間配分で対立 合意すれば24日開催

日本は、岸田外相が17日に、国連本部で貧困・飢餓の撲滅を目指す閣僚級会合に出席し、総額10億ドル(約1100億円)規模の支援を表明した。
ほんとうにこういう間抜けな政治をわたしたちは乗り越えなければならない。
日本は子供の6人に1人が貧困家庭で暮らしている。
したがって日本国民の税金は日本国民の貧困救済に使うべきである。

いかに日本政治が子供の貧困救済に税金を使わないか。

2015年10月1日、安倍晋三は「子どもの貧困対策」の一環として、民間から寄付を募り、NPOなどに資金を提供する「子供の未来応援基金」を創設した。
バカである。
こういうことのために国民は税金を払っている。
これは国が予算をつけてやるものだ。

こういうところに安倍政治の異様さ、無能さが露出している。
「おまえは政治家として最も大事な情がない」というのが、父・安倍晋太郎の晋三に対する月旦であったが、実に的確な言葉であったといわねばならない。
情のない安倍は貧困対策に予算など使いたくないのだ。

2か月経っても300万円しか集まらなかった。
こういう国なのである。

この6人にひとりの子供貧困は、安倍悪政のもたらしたものなのだが、その最たるものが、非正規雇用の増加である。

安倍晋三は、軍国主義の政治教育に前のめりになって、貧困の現実がわかっていない。
むしろ非正規の増加で若者をさらに貧困化させ、経済的徴兵制に追い込む。

日本では、2016年における非正規社員は4割近くもいる。

前年比で36万人の増加だ。
若者を奨学金や、在学中の生活費に消えた借金の返済にきりきり舞いさせる。

政府の借金は、2016年12月末で、ついに過去最高の1066兆4234億円になった。
これに対して官僚も政治家もメディアも、すべて1%は、失政を批判しない。
改めようとしない。
相変わらず「国民1人当たり約840万円の借金」と、国民に責任転嫁を謀るだけだ。

日本の貧困を作った本人が、予算措置で解決させずに民間の寄付で解決を図る。

こんな人物が総理でいるかぎり、子供貧困が増えることはあっても減りはしないだろう。

いま、日本の99%の貧困をもたらしているのは、次の5点である。

(1)対米隷属と政治そのものの劣化

(2)非正規の増加と企業の内部留保

(3)増税と社会保障の減額

(4)人工知能(AI)の増加と雇用の減少

(5)国民の政治不信と政治離れ

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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
せっかく「プロフィール」を書いているのだから、リンクを張っておきますね。[/char]

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

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教育にたかる加計のシロアリ

このページは、2017年7月18日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

[char no=”1″ char=”漱石”]加計孝太郎には、教育者としての要素がまったくありませんね。これほどの騒ぎになっているのに、記者会見すら開いていないでしょう。隠れていれば、そのうちバカな国民は忘れてくれると思っているのでしょう。かれには山ほど疑惑が出てきて、何も説明しないという人が、大学の学部を増やそうというのですから、これがまかり通ったら、日本はお終いですね。[/char]

このページの要旨

海に流されたトリチウム汚染水は、海面から蒸発し、それが雨になって陸にも降ってくる。
別に福島の海だけが危険なわけではないのである。
トリチウムは、口や鼻、そして皮膚からも吸収される。
血液中に取り込まれ、水や水素として体の構成要素になってしまう。
人体に入ったトリチウムは、ベータ線を出し、細胞の核の中に入るとDNA を攻撃する。
そしてトリチウムはヘリウムに変わり、放射線で人間の遺伝子を傷つける。
その結果、ガン発生確率の高くなることが知られている。

日本の教育には莫大な予算が組み込まれている。
小中では生徒ひとりあたり、年間100万円もの税金がつぎ込まれる。
それは教育や国家の未来のためではない。
官僚と政治家、教育関係の各種の公益法人、教育委員会、県がピンハネするためである。
加計孝太郎にあるのは、学校という容れ物を作った金儲けにあるようで、原点の教育がおろそかにされているようだ。
かれの作った大学の評判は地元で芳しくない。
加計学園グループも経営が困難なようだ。

[char no=”2″ char=”芥川”]加計孝太郎は、自分の大学の学生には、どう説明するのですかね。あるいは、大学の入学式や卒業式では何を語るのでしょう。学生に笑われることになるでしょうね。[/char]

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 トリチウムの海への放出

東京の「記者クラブ」メディアのなかで、福島からは、もう「放射能」は消えたのかもしれない。
少なくともタブーとしての「放射能」は完成しているようである。

7月15日、福島県いわき市の薄磯海水浴場、四倉海水浴場、勿来海水浴場などが海開きを再開した。

メディアは、もはや「放射能」という切り口で福島の海を扱わない。
どの新聞も、九州や四国の海開きと同じ書き方だ。
いわきの薄磯海水浴場、7年ぶりの再開 震災で津波被害

7年ぶり海開き いわきの薄磯海水浴場

だから日本国民はどんどんお人好しのバカになっていく。
その海へ、東電がトリチウムなどを含んだ汚染水を放出する。

東京電力福島第1原発で高濃度汚染水を浄化した後に残る放射性物質を含んだ処理水を巡り、同社の川村隆会長が13日までに報道各社のインタビューで「(東電として)判断はもうしている」と述べ、海に放出する方針を明言した。

処理水はトリチウムを含み、第1原発敷地内のタンクに大量に保管されているが、風評被害を懸念する地元の漁業関係者らが海への放出に反対している。

東電の経営トップが公式の場で海洋放出に言及するのは初めて。
トリチウム水については、有識者による政府の小委員会が現在、海洋放出を含めた処分方法を絞り込む議論を続けており、川村氏の発言は波紋を広げそうだ」(「東電、トリチウム水は海に放出へ 川村会長が明言、漁業者ら反対」2017年7月14日)

7月6日時点で、福島第1原発で貯蔵しているトリチウム汚染水は、77万7000トンである。
これを海に捨てる。

海に流されたトリチウム汚染水は、海面から蒸発し、それが雨になって陸にも降ってくる。
別に福島の海だけが危険なわけではないのである。
トリチウムは、口や鼻、そして皮膚からも吸収される。
血液中に取り込まれ、水や水素として体の構成要素になってしまう。

人体に入ったトリチウムは、ベータ線を出し、細胞の核の中に入るとDNA を攻撃する。
そしてトリチウムはヘリウムに変わり、放射線で人間の遺伝子を傷つける。
その結果、ガン発生確率の高くなることが知られている。

水道水にトリチウムが含まれるようになると、白血病や脳腫瘍が多発する。
トリチウムは、脳の脂肪組織に蓄積しやすいために、脳腫瘍がもっとも多い。

東電という会社は、つくづくモラルのない会社だと思う。
「高濃度汚染水を浄化した後に残る放射性物質を含んだ処理水」というが、いったい浄化技術は真面目なものなのか。

浄化装置を通してもトリチウムなどは取り除けず、そのまま福島の海に流すことになる。
つまり「浄化」といわれるとだまされてしまうが、垂れ流しに近いものだ。

浄化にカネがかかるとなれば、国民がしらないうちにほとんど浄化する以前の高濃度汚染水を放出しないともかぎらない。

海に放出する作業は、いったい何年続くのか。
トリチウムが消えるまでは100年以上かかることから、日本どころか世界の海産物に多大の影響を与えるにちがいない。

いつもいっているが、日本は原発をもってはならない国なのだ。
管理ができないのである。
世界最大の原発事故を起こしても、国内に対しても世界に対しても、うそばかりついている。
こういう国は原発をもってはならないのだ。

2 教育に群がるシロアリ

ところで加計学園を巡る安倍出席の予算委閉会中審査は、いつ行われるのだろうか。
いや、実際に行われるのか。

日本の教育には莫大な予算が組み込まれている。
小中では生徒ひとりあたり、年間100万円もの税金がつぎ込まれる。
それで政治家を含む教育産業が大儲けしているのだ。

つまり、なぜそんな大金を教育に注ぎ込むかというと、教育や国家の未来のためではない。
官僚と政治家、教育関係の各種の公益法人、教育委員会、県がピンハネするためである。

小中で生徒ひとりあたり、年間100万円などと、それは間違いだろう、そんなに豊かな教育など自分の子供は受けていない、といわれそうだ。
もちろんピンハネして学校現場にはその一部しか降りてこない。

「教育」に群がるシロアリたちが、いかに儲けているかの例を加計学園グループに見てみよう。

倉敷芸術科学大学
土地は無償譲渡で補助金が80億円

千葉科学大学
土地は無償貸与(現在無償譲渡を要求中)で補助金が77.5億円

今治の獣医学部(岡山理科大学)
土地は無償譲渡で補助金が96億円

こうして加計学園の一部を挙げただけで、教育がいかに儲かるかがわかる。

もっとも儲かるのは加計孝太郎だけではない。

一般論として、国有財産払い下げの場合、10~15%のキック・バックが政治家に入る。

利益誘導した政治家も笑いがとまらないということになる。

安倍晋三と加計孝太郎との仲を示す、こんな情報がある。

安倍総理が3年前、加計学園の運営する大学の式典に招かれたとき、「私と加計さんとはまさに腹心の友」と挨拶したのは、すでによく知られた話ですが……」
とは、政治部デスク。

「腹心の友であるだけに加計さんも、安倍総理からゴルフに誘われると、「彼とゴルフに行くのは楽しいけど、おカネがかかるんだよな。年間いくら使って面倒見ていると思う?」と周囲に吹聴するのが常だそうです。

おまけに加計系列のこども園で名誉園長を務めた昭恵さんとは飲み友達。
彼女が熱心に取り組むミャンマーでの学校建設に資金的サポートも行っています」(「逃げ隠れする「加計孝太郎」の疑惑のスイカ」『週刊新潮』7月20日文月増大号)

これまで総理が出席する大学の式典といえば、防衛大学の卒業式と決まっていた。
これをオトモダチ優遇の縁故主義(ネポティズム)で、安倍晋三は2014年5月24日、加計学園グループの千葉科学大の記念式典に出席した。
そして「どんな時も心の奥でつながっている友人、わたしと加計さんもまさに腹心の友だ」と述べたのである。

「「彼とゴルフに行くのは楽しいけど、おカネがかかるんだよな。年間いくら使って面倒見ていると思う?」と周囲に吹聴するのが常だ」ということだが、これは巨額の利益誘導をカモフラージュするために口にしているのだろう。

安倍晋三を中心に、その夫人も含めてオトモダチが集まり、税金にたかるというのが、森友・加計学園事件の特徴である。

権力の腐敗にその夫人が複数絡むというのは珍しい。
これまでなかったのではないか。

これが、じつはうまくまわっていきそうにないのである。

それは、教育の原点は、人作りにあり、教育の力によって優れた若者を育成し、世に送り出すことにある。
そのために大学の経営者がやらねばならないのは、まず優れた教師を集めることである。

世に伯楽有りて、然る後に千里の馬有り。千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず」(世の中には伯楽(馬を見分ける名人)がいて、はじめて1日に千里も走る馬が存在する。千里の馬となる素質をもった馬は、つねに世の中に存在するが、伯楽はつねにいるというわけではない)。
古今東西、この原則は変わらない。

しかし、加計孝太郎にあるのは、学校という容れ物を作った金儲けにあるようで、原点の教育がおろそかにされているようだ。
かれの作った大学の評判は地元で芳しくない。

加計孝太郎にとって、政権は味方しているが、時代は味方していない。
日本では人も動物も減少しているからだ。
大学は、年とともに入りやすくなっている。
すると必然的に有名大学に生徒は集まり、大衆的な大学は生徒が受験しなくなり、経営危機に陥っていく。

加計学園グループも経営が困難なようだ。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
せっかく「プロフィール」を書いているのだから、リンクを張っておきますね。[/char]

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

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国民に寄り添わない自民・民進劣化の理由

このページは、2017年7月17日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

[char no=”1″ char=”漱石”]自民党が負けると民進党も負ける。両党ともトップが責任を取らない。政策だけではなく、無責任な党文化も、とても似ています。国民は選択肢がなくなったので、ますます小池新党に行くでしょう。[/char]

このページの要旨

でたらめなオトモダチ政権を、スシ友メディアはこれまで物語としての支持率で支えてきた。
しかし、この操作の虚構が、いくら何でも50%の支持率はないだろうと国民に見破られてきた。
決定的だったのは都議選の結果である。

慌てたスシ友メディアは、少しずつ支持率を切り下げ30%後半にまで下げてきた。

国民が怒っているのは安倍晋三そのものに対してであるから、どんなに閣僚の顔ぶれを変えたところで、国民の不信や怒りは変わらない。
もしこれで支持率が上がったら、内閣改造のせいにする新たな物語がはじまったのである。

スシ友国対は、安倍出席の予算委閉会中審査の日程調整などそっちのけで、仲良く週明けに欧州に「視察」(という名の税金を使った遊び)に出かける。
帰ってくるのは27日という。

これで安倍晋三は、出席の気持ちはあるのだが、国対が外遊中で何も決まっていない、と逃げることになった。

民進党は、都議選惨敗の責任をとって、野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力をやめさせなければ、衆議院選挙でも惨敗するし、党も終焉を迎えることになるだろう。

いま民進党執行部を批判した者が、もっともまともに民進党を心配していたことが、いずれわかるだろう。

自民党を劣化させたものは、日米合同委員会、小選挙区制、内閣人事局、小泉純一郎と安倍晋三と竹中平蔵などである。
民進党を劣化させたものは、小選挙区制、連合、野田佳彦などである。

[char no=”2″ char=”芥川”]民進党より自民党の方がまだマシ、から、両党ともダメだから小池新党へ、という流れですね。蓮舫は、野田佳彦を幹事長に据えたことが、国民への挑戦だったことに、まだ気付いていませんね。[/char]

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 内閣改造で支持率は上がらない

小池百合子が東京シロアリンピックの機運を盛り上げるために、都の職員全員でラジオ体操を行うと発表した。

小池がだんだん素地を出してきた。
職場で毎日午後2時55分になったら、ラジオ体操をはじめる。
どこにいてもだ。
外国の人は、急に体操をはじめる都の職員を異様な好奇心で見ることだろう。
この国では、根に軍事国家がついて回る。
どうしてもそれを払拭できない。

北朝鮮のミサイルに備えて避難訓練をやるかと思えば、今度は東京シロアリンピックに向けての気合い入れ体操だ。
バカの国がどんどん本性を顕してきた。

そのうち竹やり訓練や、皇居に向かっての礼拝なども入ってくるのだろう。

東京シロアリンピックに反対している都の職員はどうなるのだろう。
やらされるのは苦痛で馬鹿馬鹿しいにちがいない。
しかし、学校での君が代斉唱並みに、やらなければ処分されるようになっていくかもしれない。

期間は今月24日からパラリンピックの閉会式にあたる2020年9月6日までの間だ。

小池は「ラジオ体操は日本人のDNAに刻まれたスポーツ。都民と国民の心を一つにしてほしい」と述べているが、ついに、「日本人のDNA」が出てきた。
これこそ日本人の軍国主義のことである。

すでに他の自治体にも参加を呼び掛けているという。
小池が総理になったら何をやらされるか、国民は覚悟しておくべきだろう。
(五輪に向けて職員全員でラジオ体操 小池知事が提唱)
http://bit.ly/2vomsai

でたらめなオトモダチ政権を、スシ友メディアはこれまで物語としての支持率で支えてきた。
しかし、この操作の虚構が、いくら何でも50%の支持率はないだろうと国民に見破られてきた。
決定的だったのは都議選の結果である。

今回の都議選は地方選挙ではなかった。
まっすぐ安倍晋三の国政が問われた選挙だった。
その審判の結果は、自民党が獲得した議席が、いまや公明党、共産党と肩を並べるまでに激減した。

慌てたスシ友メディアは、少しずつ支持率を切り下げ30%後半にまで下げてきた。
30%を切ったところも出てきた。
ほんとうの支持率は5%(東京新聞)から20%(地方紙)といったところだろう。

慌てたのはスシ友メディアだけではない。
安倍晋三も狼狽し、急遽、集まって態勢の建て直しが謀議された。

首相動静 ― 7月13日

6時49分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」。
レストラン「WASHOKU 蒼天」で

曽我豪・朝日新聞編集委員、
山田孝男・毎日新聞特別編集委員、
小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、

石川一郎・BSジャパン社長、
島田敏男・NHK解説副委員長、
粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、
田崎史郎・時事通信特別解説委員

と食事」(首相動静

ご苦労なことだ。
何かといえば東京の大手(「記者クラブ」)メディアを懐柔して、支持率を上げてもらってきたのが、もう通じなくなっているのだ。

内閣改造で支持率を上げるって? 国民が怒っているのは安倍晋三そのものに対してであるから、どんなに閣僚の顔ぶれを変えたところで、国民の不信や怒りは変わらない。
もしこれで支持率が上がったら、内閣改造のせいにする新たな物語がはじまったのである。

ところで付き合いのいい民進党も、自民党に付き合って惨敗した。

2 野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力の腐敗

もともと民進党は、一部を除いて政治の素人集団である。
だから、安倍―山口―神津(連合会長)―野田―蓮舫翼賛スシ友体制などを作って、粋がる。
これがプロの政治だと勘違いしているのだ。

野田佳彦は、反小沢、反日共が売りの政治家だ。
実質的には二大政党制に反対であり、米国、経済界、官界のパペットとして民進党に潜り込んでいる。

だから野党共闘にも本音は反対である。

一時期、蓮舫の都知事選出馬が取りざたされたことがあった。
これが急に民進党代表選への出馬に切り替わった。
ここには野田佳彦の策謀があったのだとわたしは見ている。

蓮舫に都知事に出られたのでは、野田佳彦は民進党における足がかりを失う。
それで代表選に蓮舫を担ぎ、みずから幹事長になったのである。

この方が何かと自民党と連携を取りやすい。
その結果、野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完スシ友勢力が構築された。
竹下・山井のなれ合い国対委員長コンビで共謀罪の会期内での成立を実現した。

このスシ友国対は、安倍出席の予算委閉会中審査の日程調整などそっちのけで、仲良く週明けに欧州に「視察」(という名の税金を使った遊び)に出かける。
帰ってくるのは27日というから、やはりアマチュアなのである。

これで安倍晋三は、出席の気持ちはあるのだが、国対が外遊中で何も決まっていない、と逃げることになった。

民進党は、都議選惨敗の責任をとって、野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力をやめさせなければ、衆議院選挙でも惨敗するし、党も終焉を迎えることになるだろう。

民進党については、こんなツイートが目にとまった。

平野浩

民進党細野豪志氏が小池新党に加わる可能性あり。
完全に党内に居場所を失っているからだ。
自身が率いる自誓会も事実上解散の状態。
細野氏は自民党入りを考えている。
静岡県知事選に出ようとしたのもその布石だ。
だが小池新党なら参加できる。
もし実現すると首都圏選出の民進党議胃が雪崩を打つだろう。

壺井須美子

蓮舫、野田、山井、執行部では常に自民党に迎合忖度して臨時国会開催が実現しないのではないか。
臨時国会を開いて加計孝太郎、安倍首相を始め、官邸と総理 府の加計関与重要人物を全て証人喚問しない限り、加計の闇は明らかにならない。
国民の側に立つのであれば民進党は執行部の早急な取り替えを!

国籍問題突如浮上作戦は蓮舫野田執行部には大成功だ。
彼等は都議会選大敗で、辞任が避けられない状況にあった。
しかし今、蓮舫辞めろと言えば、レイシストのレッテルが貼られことになった。
彼等は辞任すること無く居座れるだろう。
差別と言う人間の最も醜悪な物を延命のために利用した彼等は実に醜悪だ。

蓮舫野田延命すれば野党共闘は可能牲がなくなり安倍自民党政権が続く。
今後民進党内部で「可哀想な」蓮舫を辞任させれば、民進党支持率はさらに下がるかもしれない。
野党議員も国民も、アベのやり口にも負けないこんな謀略を乗り越え、国民のために、なんとかアベの暗黒腐敗社会を倒さなくては! ね!

あべともこ(衆議院議員・小児科医)

民進党では東京都議選総括の為、各ブロック会議を開催。
そもそも執行部がまず自らを総括しないで、各ブロック毎の意見云々は責任逃れ。
今回の敗北の第一の原因は、共謀罪審議で衆議院で全面審議拒否してでも反対する、という姿勢を示さずに参議院に送ったこと、即ち国会対応の覚悟のなさである。

敵は自公であって、民進党を批判するのは利敵行為だからやめるべきだという意見が、民進党周辺から出てくる。
黙っていても、野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力が都議選惨敗の総括をきちんとして、責任をとってくれたらいいのだが、そんな気はさらさらない。

また、肝腎の民進党周辺の知識人に政治音痴が多く、けっして執行部の辞任を求めない。
これでいいのか。
衆議院選挙の展望はあるのか。

小池百合子に新党を作られたら、民進党はお終いである。
それだけではない。
野田―蓮舫の「低投票率マシン」「減票マシン」は、「まだ小池新党の方がマシ」と、共産、自由、社民3党の支持票まで減らす。

どうかそのことに気付いてほしい。
野田佳彦は、将来、政権交代が起きたら、過去の民主党政権と同じように、自公との翼賛体制を作り、さらなる消費税増税を図るだろう。
本質的なバカなのだ。
いまのうちに降ろさなければいけないのである。

突如、起きた二重国籍問題で、都議選の責任問題が片隅に追いやられた。
このあたりに、この二重国籍問題を持ち出した連中の真の動機がある。
自民党は蓮舫に続けてほしいのだ。

いまでは都議選惨敗の責任で蓮舫を批判すると、レイシスト呼ばわりされる。
まんまと切り抜けたわけだ。
しかし、これで民進党の衆議院選挙における惨敗が決まった。

選挙前に、都議選同様に大量の議員が小池新党に入るだろうから、存続も危ぶまれる事態になろう。

いま民進党執行部を批判した者が、もっともまともに民進党を心配していたことが、いずれわかるだろう。

さて、今回も、前号に続いて、もう一度、村上誠一郎の「安倍首相が自民党を劣化させた」(『文藝春秋』2017年8月号)を取りあげ、自民党の劣化の理由と、今回は民進党劣化の理由をもあわせて考えてみる。

3 自民・民進劣化の理由

村上誠一郎は書いている。

よく「日本はいくら借金しても大丈夫だ」といった暴論も耳にしますが、あまりに能天気だと言わざるをえません。
現在、国民の金融資産は1,800兆円あると言われていますが、住宅ローンを除いた正味の資産は1,300兆円
対して国と地方の借金も合わせて1,300兆円と、ほぼイコールです。

船でたとえるならば、あとコップ1杯の水を注ぐだけで喫水線を超えてブクブクと沈んでいく。
そんな危機的状況にあります。

アメリカや世界の中央銀行は、GDPの20%から25%の国債を買うと、それ以上の購入をストップさせます。
無制限に国債を買い入れると、やがて市場の信用を失ってしまうからです。
ところが日銀の保有する国債残高は420兆円。
GDPの80%近くに相当します。

異次元緩和を陣頭指揮する黒田東彦(はるひこ)日銀総裁は、来春には任期満了を迎えます。
私はかつて財務副大臣時代に財務官だった黒田氏と一緒に仕事をした仲ですが、「黒田さん、あなたもか」という気がしてなりません。

日銀は通貨の番人であり、安倍政権の番人ではないはずです。

通貨に対する不安は、一部ですでに表面化し始めています。
私の同級生の中にも、衣食住にはことかかないタイやマレーシアに移住して、数ヘクタールの水田を買い、資産をゴールドや米ドルにリスク分散させている人間が少なからずいます。

彼らから「日本の政府は、国民の金融資産を守る気がないのか」と怒られるのですが、その憤りはよく理解できます。

「日銀は通貨の番人であり、安倍政権の番人ではないはず」というが、いまは司法も行政も安倍政権の番人になっている。
東京地検が森友・加計学園事件に動かない。
そのことを自民党は知っていて、腐敗を深化させている。

安倍のオトモダチであれば、官邸お抱えレイピスト山口敬之の「準強姦」でさえもみ消してもらえる。

「通貨に対する不安は、一部ですでに表面化し始めています。
私の同級生の中にも、衣食住にはことかかないタイやマレーシアに移住して、数ヘクタールの水田を買い、資産をゴールドや米ドルにリスク分散させている人間が少なからずい」るというが、国外脱出を企てる理由は他にもある。

まず日本全土を覆っている放射能汚染である。
とくに食べ物が危険になっており、政治がそのことに無頓着である。
それと戦争の危機もある。
人口減に伴う老後の不安もある。
これらはすべて無能で、無責任で、自分と周りのオトモダチのことしか考えない悪政がもたらしたものだ。

これらの危機に気付いても、海外に新天地を求められるのは、1%のみだ。
99%は、かりに脱出したくてもほとんど不可能である。

村上誠一郎は、「彼らから「日本の政府は、国民の金融資産を守る気がないのか」と怒られるのですが、その憤りはよく理解できます」という。
しかし、守るべき金融資産さえない国民が増えている。
すべて自民党悪政がもたらしたものだ。

前号のメルマガ「内閣人事局で自爆した安倍晋三」(『兵頭正俊の優しさ出前』vol.887 2017年7月14日)で、自民党劣化の理由を考えた。
今回、自民党と民進党の劣化について、考察を深めることにする。

自民党を劣化させたもの

(1)国際銀行マフィア、CFR、CSIS、ジャパンハンドラー

(2)日米合同委員会

(3)日米経済調和対話

(4)小選挙区制

(5)内閣人事局

(6)東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディア

(7)小泉純一郎と安倍晋三と竹中平蔵

(8)派閥の弱体化

以上8点の個人と組織が、これまで自民党を腐敗・劣化させてきたといえる。

民進党を劣化させてきたものは、(1)~(3)については、野党なので直接の圧力は少ないだろう。
しかし、与党になれば、掣肘から逃れることはできない。
ここでは省いておく。

民進党を劣化させたもの

(1)東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディア

(2)小選挙区制

(3)連合

(4)鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦

(5)安倍―山口―神津(連合会長)―野田―蓮舫翼賛スシ友体制

(6)選挙惨敗と離党者

以上の6点であるが、自民・民進ともに劣化の理由としてメディアを挙げたのは、東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアは、基本的に政党を批判しないからである。
政党と仲がよく、あるいは政党に隷属し、甘やかし、結果的に政党を腐敗堕落させている。

国民の政治民度が低いのも、メディアが政党を批判しないので、国民は政治に関心をもたない。
加計学園事件の追及などそっちのけで、与野党の国対が海外旅行に出かけていることも、ほとんどの国民はしらないのである。

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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

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確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

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内閣人事局で自爆した安倍晋三

このページは、2017年7月15日に更新しました。

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[char no=”1″ char=”漱石”]人間は弱い生き物です。だから権力を監視するメディアや野党は、自らに規制を加えないといけません。権力はその規制を壊そうとします。しかし、権力の設定する饗応は受けてはならないのです。繰り返しますが、人間は弱い生き物なのです。[/char]

このページの要旨

日本では、「記者クラブ」メディアが首相の酒席に応じ、昭恵の店にまで通い続ける。
国対は、酒席はもちろん、外国旅行まで共にしていた。
共謀罪を、安倍の逃亡のために、会期内で決められたあとである。
普通の神経があったら、与野党国対が揃って外国旅行に行くなど考えられぬことだ。
村上誠一郎は、官邸が内閣人事局を通じて各省庁の幹部職員約600人の人事を掌握することで、霞が関の崩壊を招くと強く反対した。
この懸念がまさに的中してしまったのが、今回の加計学園を巡る問題である。

内閣人事局には、ひとつの絶対的な条件が必要だ。
それは、ときの総理が、間違っても身内びいき・縁故主義(ネポティズム)の政治に走らない、立派な人物だということだ。
そうでなければ、内閣人事局は独裁のツールになってしまう。
いまは、自民党独裁と官僚独裁とではどちらがマシか、といった低レベルの選択肢しかない。
なぜ自民党はかくも自由さを失い、また所属議員が劣化してしまったのか。
村上誠一郎は、「小選挙区比例代表並立制」「派閥の弱体化」「郵政選挙」の三つの要因があると指摘する。

[char no=”2″ char=”芥川”]憎むべき権力の悪を、いつの間にか自分も犯してしまう。そうしないためには、権力との距離を保つことが大切ですね。権力は絶えず誘惑してきますから、断ることがひとつの闘いになってきます。権力と酒を飲んでも、旅しても、自分は誘惑されないから大丈夫というのは、人間を知らないのです。[/char]

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1 はじめに

前回、鉄瓶を使ったコーヒーの飲み方を紹介したところ、ブログへの来場者がいつもより400名ほど多かった。
これには驚いた。

兵頭といえば、政治評論を中心に難しいことばかり書いている。
それが、今日はコーヒーの飲み方か。
政治を語れ、とお叱りを受けるかと思っていたら、そうではなかったので、ほっとした。

わたしの表現のテーマは<優しさ出前>なのである。
購読者の健康と長寿を願って、今後もたまに食と健康の問題を取りあげる。

『兵頭に訊こう』にも、「食と健康・危険な食べ物」のカテゴリーを作ってある。

前回のメルマガで、これも書いておくべきだったと気付いたことがあった。
それは、わたしが、ペルーコーヒーの粉に鉄瓶で沸かしたお湯を注ぐだけ、と書いたことから、日頃、インスタントコーヒーを飲んでおられる方に、誤解を与えたかもしれない、と思い至ったのである。

正確にいえば、ペルーコーヒーの粉を「フィルターに入れて」鉄瓶の熱湯を注ぐ、ということだ。
フィルターのことを書き忘れていた。

また、鉄瓶でお湯を沸かすときは、側にいて、フタをとったまま沸かした方がうまくいく。

鉄瓶の沸騰は、急速にきて、吹きこぼれるからだ。

さて、自民党は、13日に、安倍晋三出席の閉会中審査を受け入れると民進党に伝えた。

つまり、自民党国対は安倍出席の閉会中審査を拒否して見せる。
これを民進党国対の山井が公表する。
すかさず安倍が出席表明。
「安倍スゲー」となって安倍支持率の回復を狙う。

こういう流れのようである。何とも幼稚でこしゃくな政治をやる連中だ。

森友・加計学園事件を通じて、露骨なほどに明確になったことは、自民・民進の二大政党を中心にした日本政治の劣化である。

与党と官僚は、総理の犯罪をひた隠す。
それに対して安倍晋三は論功行賞の人事で報いる。
悪が栄え、善は滅びる政治を、政権トップがぬけぬけと行う。

そんななか、こんなツイートが出てきた。
7月11日のことである。

2 自民党を劣化させた安倍晋三

冨永格

首相出席の閉会中審査について、官邸幹部「出席したら同じ質問を繰り返されて支持率が下がる」自民幹部「出席したからといってどうなるのか」…開催に消極的な竹下自民国対委員長は、18日から各党国対メンバーと欧州視察を予定している(朝日4面)

つまり、わたしがこれまで剔抉してきた安倍―山口―神津(連合会長)―野田―蓮舫翼賛スシ友体制が、ここにもよく顕れている。
国民は炎天下で「安倍やめろ」「共謀罪廃止」と声を振り絞って闘っている。
それを国対が与野党仲良く夏休みの外国旅行である。

欧米のジャーナリストは、権力からコーヒー1杯もごちそうにはならない。
この距離のとり方が、権力監視の前提になるからだ。

日本では、「記者クラブ」メディアが首相の酒席に応じ、夫人の昭恵の店にまで通い続ける。

かと思ったら、国対は、酒席はもちろん、外国旅行まで共にしていたのである。
もちろん税金を使ってだ。

共謀罪を、安倍を逃亡させるために、会期内で決められたあとである。
普通の神経があったら与野党国対が揃って外国旅行に行くなど考えられぬことだ。
野党の国対には、国民に恥じ入る気持ちはないのだろうか。

村上誠一郎は「安倍首相が自民党を劣化させた」(『文藝春秋』2017年8月号)のなかで、次のように書いている。

私は、2014年に国家公務員法の改正が行われた際には、官邸が内閣人事局を通じて各省庁の幹部職員約600人の人事を掌握することで、霞が関の崩壊を招くと強く反対しました。

昨年上梓した『自民党ひとり良識派』(講談社現代新書)でも、次のように警鐘を鳴らしました。

公務員法改正は能力本位にするためだと言いますが、政権に異を唱えるような言動をすれば、人事権をいつでも発動できるという脅しが効いています

極論ですが、許認可や補助金の交付などが時の権力者の意向によって左右されやすくなるという危険性をはらんでいるのです

残念ながら、この懸念がまさに的中してしまったように見えるのが、今回の加計学園を巡る問題です。

さらに、一連の行政文書について「間違いない」と証言した文部科学省の前川喜平前事務次官に対する人格攻撃も、目を背けたくなるものでした。
事務次官まで務めた人物が、覚悟を決めて捨て身で発言している。
決して私怨や意趣返し、パフォーマンスでやっているわけではないのは、誰が見ても明らかでした。

その覚悟は謙虚に受け止め、事実関係の調査に即座に取り組むのが筋なのに、「怪文書」と切って捨てるなど言語道断です。

あのようなことを許せば、日本における正義や民主主義はなくなってしまいます。

3 内閣人事局で自爆した安倍晋三

こういう村上誠一郎のような誠実で勇気のある存在が、自民党への信頼を辛うじてつなぎ止めているのだが、安倍にはわかっていないだろう。

批判されることに極端に弱く(これは民進党の蓮舫執行部も同じである)、批判する者を「こんな人たち」と敵視し、排除しようとする。
だから安倍はとても幼稚で、成長しないのである。

もともと内閣人事局は、政治主導の目的のもとに作られたものである。
しかし、これには、ひとつの絶対的な条件が必要だ。
それは、ときの総理が、間違っても身内びいき・縁故主義(ネポティズム)の政治に走らない、立派な人物だという条件だ。
そうでなければ、内閣人事局は独裁のツールになってしまう。

しかし、そんな立派な政治家が、この国のトップに立つことは、小選挙区制のもとでは、もうあり得ないのではないかとわたしは思っている。

いまは、自民党独裁と官僚独裁とではどちらがマシか、といった低レベルの選択肢しかない。

両者とも保身と金儲けを考えている連中がほとんどだが、試験を受けている分、頭の良さでは官僚だろう。

そんな低次元の選択肢しか、わたしたちにはないのである。

バカで狂気でビョーキの男(今後も出てくるだろう)を独裁者にするわけにはいかないから、この内閣人事局は廃止した方がよい。

内閣人事局は、菅義偉―萩生田光一内閣人事局長(内閣官房副長官)のラインで動く。
しかし、裏から安倍の意向が菅義偉に伝わることは確実である。
結果的に、各省庁の幹部職員約600人の人事は、安倍晋三が決めることになる。
その結果、森友・加計学園事件は起きたのである。

村上誠一郎はこうも書いていた。

なぜ自民党はかくも自由さを失い、また所属議員が劣化してしまったのでしょうか。

私は大きくわけて「小選挙区比例代表並立制」「派閥の弱体化」「郵政選挙」の三つの要因があると思います。

小選挙区比例代表並立制は、当時いつでも総理大臣になれると言われていた小沢一郎氏が、自分が総理になったときにどうしたら党内を抑えられるかを考え抜いて作った選挙制度です。

政党助成金という資金と公認権。
この2つを党の執行部が握り、すべて管理するのです。

中選挙区時代には、自民党候補は党内の他派閥の候補者と激しく競い合う必要がありました。
ところがいまは 、公認されれば、特段優秀な候補者でなくても自民党への追い風に乗って当選できてしまう。
そうした状況下では派閥が弱体化するのは必然です。

そして極めつけが2005年の郵政選挙でした。
小泉総理が「刺客候補」を送り込んだことは、今も党内のトラウマになっています。

トップに逆らえば公認を外され、刺客を送られ、人事でも冷遇される。
権力の一極集中が極まりました。

村上誠一郎は、自民党が自由さを失い、所属議員が劣化してしまった要因として、次の3点を挙げている。

(1)「小選挙区比例代表並立制」

(2)「派閥の弱体化」

(3)「郵政選挙」

(1)について村上は、「小選挙区比例代表並立制は、当時いつでも総理大臣になれると言われていた小沢一郎氏が、自分が総理になったときにどうしたら党内を抑えられるかを考え抜いて作った選挙制度です」と書いている。

それもあるのかもしれないが、むしろ政権交代のしやすいシステムの構築に眼目はあったのかもしれない。
小沢は、いたるところでそのことを強調している。

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何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

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加計学園救済のための獣医学部認可

このページは、2017年7月13日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]安倍晋三の政治はオトモダチのための政治ですね。こんな腐敗した政治をよくもやれたものだと思います。と同時に、それを許してきた民進党は猛省すべきだと思います。都議選の総括にしても、両党から責任という言葉が消えてしまいました。日本の政治は、これからさらに腐敗し、劣化していくでしょう。[/char]

このページの要旨

加計孝太郎は、籠池泰典とは違って、徹底的に逃げまくり、疑惑への説明を拒否している。
しかし、ことは国会でも何度も問題にされ、96億円もの巨額な税金が支払われる大学新設に絡む問題である。
利益を受け取る加計孝太郎が問答無用で済む筈がない。
加計学園グループは20以上の学校を有しているが、採算が取れているのは岡山理科大くらいしかない。
他の千葉科学大や倉敷芸術科学大は定員割れが続き、赤字が慢性化している。
その結果、岡山理科大の黒字で補填せざるを得ない有様だ。
15年の3月から、岡山理科大と倉敷芸術科学大のキャンパスを担保にして、日本私立学校振興・共済事業団から50億円を超える借入をしている。
実は、この利息の返済を、来年の3月から始めなければならない。
もし、来年の4月に獣医学部を新設できず、補助金はもとより学生から入学金や授業料が入らなければ首がまわらない事態に陥ってしまう。

[char no=”2″ char=”芥川”]安部一強といわれる国会は、民進党に責任があります。安部が、国家・国政を私物化したと批判されますが、民進党の蓮舫も党を私物化しましたね。野田の幹事長就任がそうです。[/char]

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 はじめに

『Sputnik日本』(2017年7月11日)に「コーヒーでがんや心臓病の死亡リスク減少 米研究チーム」が載っていて、おもしろかった。

コーヒーは肝臓の機能に好影響を及ぼして免疫機能を高めるほか、がんと心臓病による死亡リスクを下げる。
16年間行われた2つの実験がそのような結論を出した。

科学誌『Annals of Internal Medicine』に掲載された1つ目の実験には5万2100人以上が参加。

明らかになったところ、コーヒーの摂取量が多いほど、がんや脳卒中、心臓病そして血流の問題による死亡リスクが低かった。
さらに、コーヒー愛好家にはより健康的な肝臓と強い免疫機能が確認された。

2つ目の実験はハワイ大学と南カリフォルニア大学ケック医学校の研究チームが実施し、21万5000人が参加。
結果は1つ目の論文と似たものになった。
1日最低1杯のコーヒーを飲む人の死亡リスクは、コーヒーを全く飲まない人より12低く、3杯のコーヒーでは18下がった。

驚くべきことに、カフェインの有無は重要ではない。
大事なのは、コーヒーが多くの抗酸化物質とフェノール性化合物を多く含んでいること。
それががん予防などに重要な役割を果たすのだ。

当然、合成でない天然のコーヒーで、高品質の種である必要がある。
しかしコーヒーそれ自体が寿命を延ばすということではないとチームは強調する。
しかし、コーヒーは早期の死の原因となる多くの疾病の進行から身体を守る。(「コーヒーでがんや心臓病の死亡リスク減少 米研究チーム」

わたしたちの食生活にもコーヒーは深く入ってきている。
このブログの来訪者の皆さんにも、コーヒーを毎日、飲んでおられる方も多いだろう。

生活習慣にもなっていて、何十年も体に入れる食べ物、飲み物には、十分こだわりをもちたい。

とくに親のこだわりは子供に受け継がれることが多いので、ちょっとしたことも大切なのである。

わたしもコーヒーは毎日飲んでいる。
わたしが飲んでいるのはペルーコーヒーだ。
粉で購入し、お湯を注ぐだけだ。
砂糖、クリープは入れず、いわゆるブラックである。

このブラックのおいしい飲み方をお伝えする。たまにはこういう試みもお許し願いたい。

まず蒸留水を鉄瓶で沸かす。
鉄瓶を使うと、鉄分が補給されることは誰でも知っているが、じつは味が実にマイルドになる。

南部鉄瓶の広告に、コーヒーがマイルドになる、と書いてあったので、半信半疑でネットで購入し、使って見た。
広告の通りであった。

それからクリープを使わなくなった。
かえって鉄瓶が作ったまろやかさを、人工的なクリープの味が消してしまう。

砂糖は若いときから使っていない。

鉄製の調理具は鉄分を補給してくれるので、実にいいのだが、欠点がふたつある。
重いのと、錆がくることだ。

重いのはどうしようもない。
ただ、片手でもてない重さではないし、その欠点をおぎなう大きなメリット(鉄分の補給)がある。

錆は、鉄の宿命だ。
ただ、対処の仕方がある。
ときどき食用油で内部を吹いてあげることだ。
わたしは1週間に一度ほど、熱に強い「米油(こめあぶら)」で拭いている。
米油自体が体によい油なので、そのまま洗わずにコーヒーを沸かしても大丈夫だ。
味は変わらない。

これから何十年も水を飲み続ける若い方々は、ぜひ鉄瓶を常備されることをお勧めする。
もちろんお茶の味もまろやかになる。

引っ越しの度に、若者が鉄瓶を後生大事に持ち歩く。これは最高にクールではないか。

さび止めの食用油の補給を忘れないように。
鉄瓶のなかに小さじ1杯ほどいれて回してもよい。
フタと注ぎ口への油の補給もわすれないように。

さて、『週刊新潮』(7月20日文月増大号)に「逃げ隠れする「加計孝太郎」の疑惑のスイカ」が載っている。

2 困難な加計学園グループの経営状況

記者が加計孝太郎の隠れ家を探し当て、突撃インタビューを試みるもムリだったようだ。

加計孝太郎は、籠池泰典とは違って、徹底的に逃げまくり、疑惑への説明を拒否している。

それが個人的で些末な問題だったら、それでもいいかもしれない。
しかし、ことは国会でも何度も問題にされ、96億円もの巨額な税金が支払われる大学新設に絡む問題である。
利益を受け取る加計孝太郎が問答無用で済む筈がない。

まして加計孝太郎は大学の理事長である。
教育者なのだ。

安倍晋三といい、加計孝太郎といい、成熟した大人の感じが少しもしない。

安部は閉会中審査が終わるまで外国から帰ってこないし、加計はメディアから逃げ回っている。

ふたりとも国民はバカだから、ここをやり過ごせばすぐに忘れると思っているのである。

『週刊新潮』には、これまでわたしたちの知らなかった新しい情報が入っていた。

(民進党の宮崎岳志衆院議員)文科省は、十分な準備期間を取って「再来年4月開校」というスタンスだったのに、「総理のご意向」として、萩生田官房副長官らが介入し、「来年4月開校」をごり押ししたわけです。

京都産業大も獣医学部の新設を目指していましたが、断念した理由の1つは開校が間に合わないということでした」(同)

つまり、開校時期の条件も、加計学園のためだけに設定されたという。
とすれば、なぜ、加計理事長は「来年4月」にこだわったのか。

『今治加計獣医学部問題を考える会』の武田宙大共同代表が指摘する。

加計学園グループは20以上の学校を有していますが、採算が取れているのは岡山理科大くらいしかありません。

他の千葉科学大や倉敷芸術科学大は定員割れが続き、赤字が慢性化している。
その結果、岡山理科大の黒字で補填せざるを得ない有様です

少子高齢化の波には逆らえず、経営に翳りも見え始めた。
そのうえ、多額の借金も抱えているという。

15年の3月から、岡山理科大と倉敷芸術科学大のキャンパスを担保にして、日本私立学校振興・共済事業団から50億円を超える借入をしています。
実は、この利息の返済を、来年の3月から始めなければならない。

もし、来年の4月に獣医学部を新設できず、補助金はもとより学生から入学金や授業料が入らなければ首がまわらない事態に陥ってしまうかもしれないのです」(同)

教育者というよりも、政治権力者と結託して一儲けを企む、まさに「政商」。
だからこそ、説明責任などどこ吹く風なのか。

わたしの若い頃と違って、最近は週刊誌だからといって軽く見ることはできない。「記者クラブ」メディアが失った調査能力と権力監視能力が、深掘りの情報をわたしたちに与えてくれる。

わたしたちはその情報を全体につなぎ、さらなる深掘りをすればいいのだ。

加計孝太郎が経済的に窮迫していたとしたら、安倍晋三がなぜ加計の獣医学部新設を急ぎ、加計学園救済のために京産大を排除したかも、整合性をもってくる。

加計の獣医学部は、これから巨大な税の金食い虫に化けていく可能性が出てきた。

 

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[char no=”1″ char=”漱石”]「いやしくも倫理的に、ある程度の修養を積んだ人でなければ、個性を発展する価値もなし、権力を使う価値もなし、また金力を使う価値もないということになるのです」(『私の個人主義』)[/char]

このページの要旨

日本の無党派層を奮い立たせ、生涯に何度かの投票に赴かせるには、候補者にテレビに出ている知名度とわかりやすさが必要だ。
小林節は確かに無名ではなかったが、かれを評価していたのは一部の知識人だけだった。
小池百合子や石原慎太郎のような、「茶の間のミーハーに受ける」要素は皆無だった。
選挙民は小林節を当選させるほど利口ではなかったのだ。
日本では99%からの有能な人物を供託金で排除する選挙システムが起動している。

政界への新規参入の費用を高額に設定しているのは、政治における既得権益の擁護そのものである。安倍が岩盤規制の緩和や撤廃をいうなら、この供託金制度そのものにまず手を付けるべきなのだ。
欧米では供託金制度を完全に廃止してきた。その一例として、米国では供託金は必要としない。日本も、政権交代を果たしたら、優れた人物を国会に送るように供託金廃止をぜひ実現すべきである。

[char no=”2″ char=”芥川”]バカは自分以外の人間は皆バカだと思っています。現在の日本の政治がそうですね。国民はバカだという政治が行われています。[/char]

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1 はじめに

あのゴミ売が、世論調査で内閣支持率36%を打ち出す。前回より13ポイント減である。不支持率は52%で11ポイント増である。自民党惨敗の都議選結果に、仕方なく帳尻を合わせてきた。

朝日の内閣支持率は33%だった。前回より5ポイント減である。不支持率は47%で、5ポイント増だった。

両社とも、これでも高すぎる。自民党支持層が離れ始めた現在、支持率5%(東京新聞)~20%(地方紙)が実態だろう。

安倍夫婦は、都議選惨敗も九州北部豪雨水害被災も忘れさせてくれる欧州旅行に羽を伸ばしている。10日の閉会中審査が終わるまでは、何としても欧州にいたい。それでG20が終わっても欧州に居座り、スウェーデンを旅し、閉会中審査の終わった11日に帰国する調子のよさである。

これを野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完勢力が認めてしまったのだから、どうしようもない。民進党も安倍抜きの閉会中審査に文句をいうのだったら、自民党の申し出を突っぱね、安倍帰国後の臨時国会と前川喜平の証人喚問を要求し、徹底抗戦をやれば、国民もメディアもついてきたのである。

10日の閉会中審査は、「安倍逃がし・前川隠し」のガス抜きのためのものである。そのことは以前からツイッターなどで警告してきたが、初っぱなから30分も遅れてはじめる始末だった。

これは、民進党が配布したいとする森友学園関連の、国有地売却に関する資料扱いを巡ってのもの。前もって協議していなかったのである。国会の緊張感のなさが如実に伝わる。

民進党もなぜ前川を呼んだかの意味がわかっていないような質問姿勢。もう答えがわかっているような与党関係者にあちこちに質問を振り、前川隠しに務める。何とも前川には気の毒な経過を辿った。

「記者クラブ」が呼んだ前川記者会見の方が、内容的には格段に優れている。民進党はなぜ前川喜平を参考人招致したのか、意味がわかっていない。政治の劣化を目の当たりにするような閉会中審査だった。

加計孝太郎、竹中平蔵、和泉洋人首相補佐官、木曽功前内閣官房参与、杉田和博内閣官房副長官らの証人喚問が必要である。

野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完勢力は、これで幕引きを図らずに、徹底抗戦で臨時国会を実現すべきだ。

中途半端にやっていると、衆議院選挙もまた惨敗になる。

今日のメルマガでは、外国から見た日本政治の問題点と選挙とを、考えてみる。

『英国エコノミスト』(2017年7月1日号)に「日本の政治に参加するための費用は高価だ」が載っている。日本の政治参加に対するシステムが、いかに国民の政治参加を妨げているかを考えてみよう。

2 99%からの有能な人物を供託金で排除する選挙システム

小林節は昨年日本の政界に進出を試みたが、その時受けた痛みから未だに回復していない。憲法学者の彼は「国民怒りの会」という中道の政治団体を立ち上げた。しかし、国民は彼が思うほど怒ってはいなかった――彼の党のリストに名を連ねた10人の候補者は、誰も参議院比例代表制で割り当てられた議席を勝ち取ることは出来なかった。

候補者は立候補する際にそれぞれ600万円(5万3000ドル)の供託金を納めたが、それらは全て没収された。この選挙運動の結果、彼は自費で6000万円を負担しなければならなかった――東京の瀟洒なマンションの1区画が買える金額である。「もう二度とごめんだ」と彼は語る。

衆議院の小選挙区制の立候補者は半額程度(300万円)を支払う――それでもこの額は国際基準からすると多額である(図表参照)。これは新規に政治に参入しようと試みる新党や無所属の立候補者には大きな障害となる。

東京では都議会議員選挙を今まさに実施しようとしている――立候補の為には60万円をしぶしぶ出さなければならない。今年、都知事の小池百合子により設立された新興政党「都民ファーストの会」は新人候補者を登録する為に数100万円の資金を集めなければならなかった。

参入の費用をこれ程高額に設定することは、労働組合や業界圧力団体の支援を受ける大政党に有利である、と「緑の党」の宮部彰は不満を漏らす。そしてこのことが、彼の党のような小さな政党の参入を間違いなく阻止する一因となるのだ。「この仕組みは不公平で、憲法に違反することは明白である」と彼は言う。

1925年の日本の選挙法は英国を参考にして制定された。当時、多くの欧州諸国政府は政治に下層階級の人が参入しないように威圧するために供託金を設けていた。

(中略)

他の国々では供託金制度を完全に廃止してきた。その一例として、米国では供託金は必要としない。
この記事の英字原文

小林節が2016年参院選に比例代表で「国民怒りの声」から立候補したとき、無責任に煽った者たちとは違って、わたしは当選は難しいと思っていた。結果は予測したとおりになった。予測の根拠は、あまりにも小林節という人物が立派であり、かつ支持基盤が無党派層だったからだ。

「国民は彼が思うほど怒ってはいなかった」というのは表面的な見方だ。

日本の無党派層こそは、まず投票に行かない。かれらを奮い立たせ、生涯に何度かの投票に赴かせるには、候補者にテレビに出ている知名度とわかりやすさが必要だ。

小林は確かに無名ではなかったが、かれを理解し、評価していたのは一部の知識人だけだった。小池百合子や石原慎太郎のような、「茶の間のミーハーに受ける」要素は皆無だった。

ありていにいうと、選挙民は小林節を当選させるほど利口ではなかったのだ。

小林が「受けた痛みから未だに回復していない」といわれると辛くなる。

3 政界の既得権益を守る供託金制度

 

小林節は、参議院選挙での落選の結果、6000万円を負担することになった。これは、小林のような剛毅な人物でも「もう二度とごめんだ」と吐露させる高額だ。

小林節のような優れた人物を、一度の選挙で国政から排除してしまうのは、国家的な損失である。

米国のように供託金制度がなければ、結果的に小林節のような優れた人物に何度か挑戦させ、国会に迎え入れたかもしれない。

供託金制度が悪いのである。

それがいかに常識外れの高額なものであるかは、英字原文のグラフを参照してほしい。

政界への新規参入の費用を高額に設定しているのは、政治における既得権益の擁護そのものである。安倍が岩盤規制の緩和や撤廃をいうなら、この供託金制度そのものにまず手を付けるべきなのだ。

安倍の岩盤規制の緩和や撤廃が、いかにデタラメで偽物であるか、加計学園の既得権益獲得そのものであるかが、ここには露出しているのである。

「他の国々では供託金制度を完全に廃止してきた。その一例として、米国では供託金は必要としない」。日本も、政権交代を果たしたら、供託金の廃止を必ず実現すべきである。

1%で政治家になった者の多くは、1%のための政治を行うからである。

それが現在、安倍政権に露骨に顕れている。 

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