今日は、ドイツ在住の脱原発活動家 Emi Kiyomizu の和訳記事を紹介する。 Emi Kiyomizu のことは、すでにツイッターやフェイスブックでの精力的な活動でご存知のことと思われる。 前回の「ドイツの安倍首相・・・
「2014年5月」の記事一覧
ドイツの安倍晋三批判
日本の安倍晋三を危険な政治家とみる論評が、世界中に広がってきた。唯一、日本のマスメディアを除いて。 ここに紹介するのは、ベルリンの反原発団体の記事であるが、特徴的なのは、反原発団体から、原発以外の次のような視点が出てきた・・・
黙示録を開く「パソコン遠隔操作事件」
「パソコン遠隔操作事件」も、劇的な展開の後に、片山祐輔のスマホ自爆、かれ自身が自分に仕掛けた遠隔操作によって幕が引かれようとしている。 片山祐輔は病んでいた。深刻なのは、その病がこの病める社会の象徴的なものであったことだ・・・
集団的自衛権と政治の劣化
公明党の井上幹事長が、5月20日に名古屋市で講演した。 「先の衆議院選挙で民意を受けて連立政権ができた。その民意に応えることがいちばん重要であり、連立離脱や衆議院の解散はまったく次元が違う話だ」、「先延ばしは考えていない・・・
集団的自衛権と安倍晋三のふたつの顔
状況的なテーマとしては、「パソコン遠隔操作事件」と、雁屋哲の漫画『美味しんぼ』がある。 しかし、今回のメルマガでは集団的自衛権について書く。 現在、世界には6つの大きな戦争の危険性が顕在化している。 1 南シナ海・西沙諸・・・
『美味しんぼ』問題 ~真実の隠蔽から表現の弾圧へ~
『美味しんぼ』問題を考えていくと、いかに現在の日本政治が劣化し、異様な国になっているかがわかる。 いかに人気があるとはいえ、エンターテイメントのひとつの漫画が、福島の「鼻血」に触れただけで、複数の大臣が恫喝のコメントを出・・・
『美味しんぼ』問題とドイツ新聞
最近の『阿修羅』で、 Emi Kiyomizu の和訳が1位になっていた。篤厚の方がいて、投稿してくださったらしい。 ドイツ外遊中の安倍晋三を批判的に扱ったドイツ新聞の記事だったが、こういった外国の新聞記事が1位になると・・・
『美味しんぼ』問題と国家テロ
雁屋哲の『美味しんぼ』問題がまだ騒がれている。 原子力村を中心とする既得権益支配層は、福島第1原発事件の被曝疾患を、闇から闇へと葬ってきた。ところが、この漫画に描かれた鼻血については、不思議なことに、「放射能との因果関係・・・
日中韓対立における米国の責任
東アジアの日中韓の3か国は、歴史問題で対立を深めている。 とはいっても、正確にいえば日本と、他の中国・韓国との2国間関係が険悪になっている。中韓関係は、経済関係を含めて良好に推移している。 日中、日韓との関係は、それぞれ・・・
ドイツ新聞が伝える安倍晋三
福島第1原発については、終わり(「収束」、「ブロック」、「コントロール」)を語ること自体が、ある種の厚顔無恥である。安倍晋三が困るのは、外国に行って、この福島第1原発の「終わり」を語り続けることだ。 安倍晋三はIOC総会・・・