このページは、2017年7月18日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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漱石漱石

加計孝太郎には、教育者としての要素がまったくありませんね。これほどの騒ぎになっているのに、記者会見すら開いていないでしょう。隠れていれば、そのうちバカな国民は忘れてくれると思っているのでしょう。かれには山ほど疑惑が出てきて、何も説明しないという人が、大学の学部を増やそうというのですから、これがまかり通ったら、日本はお終いですね。

このページの要旨

海に流されたトリチウム汚染水は、海面から蒸発し、それが雨になって陸にも降ってくる。
別に福島の海だけが危険なわけではないのである。
トリチウムは、口や鼻、そして皮膚からも吸収される。
血液中に取り込まれ、水や水素として体の構成要素になってしまう。
人体に入ったトリチウムは、ベータ線を出し、細胞の核の中に入るとDNA を攻撃する。
そしてトリチウムはヘリウムに変わり、放射線で人間の遺伝子を傷つける。
その結果、ガン発生確率の高くなることが知られている。

日本の教育には莫大な予算が組み込まれている。
小中では生徒ひとりあたり、年間100万円もの税金がつぎ込まれる。
それは教育や国家の未来のためではない。
官僚と政治家、教育関係の各種の公益法人、教育委員会、県がピンハネするためである。
加計孝太郎にあるのは、学校という容れ物を作った金儲けにあるようで、原点の教育がおろそかにされているようだ。
かれの作った大学の評判は地元で芳しくない。
加計学園グループも経営が困難なようだ。

芥川芥川

加計孝太郎は、自分の大学の学生には、どう説明するのですかね。あるいは、大学の入学式や卒業式では何を語るのでしょう。学生に笑われることになるでしょうね。

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1 トリチウムの海への放出

東京の「記者クラブ」メディアのなかで、福島からは、もう「放射能」は消えたのかもしれない。
少なくともタブーとしての「放射能」は完成しているようである。

7月15日、福島県いわき市の薄磯海水浴場、四倉海水浴場、勿来海水浴場などが海開きを再開した。

メディアは、もはや「放射能」という切り口で福島の海を扱わない。
どの新聞も、九州や四国の海開きと同じ書き方だ。
いわきの薄磯海水浴場、7年ぶりの再開 震災で津波被害

7年ぶり海開き いわきの薄磯海水浴場

だから日本国民はどんどんお人好しのバカになっていく。
その海へ、東電がトリチウムなどを含んだ汚染水を放出する。

東京電力福島第1原発で高濃度汚染水を浄化した後に残る放射性物質を含んだ処理水を巡り、同社の川村隆会長が13日までに報道各社のインタビューで「(東電として)判断はもうしている」と述べ、海に放出する方針を明言した。

処理水はトリチウムを含み、第1原発敷地内のタンクに大量に保管されているが、風評被害を懸念する地元の漁業関係者らが海への放出に反対している。

東電の経営トップが公式の場で海洋放出に言及するのは初めて。
トリチウム水については、有識者による政府の小委員会が現在、海洋放出を含めた処分方法を絞り込む議論を続けており、川村氏の発言は波紋を広げそうだ」(「東電、トリチウム水は海に放出へ 川村会長が明言、漁業者ら反対」2017年7月14日)

7月6日時点で、福島第1原発で貯蔵しているトリチウム汚染水は、77万7000トンである。
これを海に捨てる。

海に流されたトリチウム汚染水は、海面から蒸発し、それが雨になって陸にも降ってくる。
別に福島の海だけが危険なわけではないのである。
トリチウムは、口や鼻、そして皮膚からも吸収される。
血液中に取り込まれ、水や水素として体の構成要素になってしまう。

人体に入ったトリチウムは、ベータ線を出し、細胞の核の中に入るとDNA を攻撃する。
そしてトリチウムはヘリウムに変わり、放射線で人間の遺伝子を傷つける。
その結果、ガン発生確率の高くなることが知られている。

水道水にトリチウムが含まれるようになると、白血病や脳腫瘍が多発する。
トリチウムは、脳の脂肪組織に蓄積しやすいために、脳腫瘍がもっとも多い。

東電という会社は、つくづくモラルのない会社だと思う。
「高濃度汚染水を浄化した後に残る放射性物質を含んだ処理水」というが、いったい浄化技術は真面目なものなのか。

浄化装置を通してもトリチウムなどは取り除けず、そのまま福島の海に流すことになる。
つまり「浄化」といわれるとだまされてしまうが、垂れ流しに近いものだ。

浄化にカネがかかるとなれば、国民がしらないうちにほとんど浄化する以前の高濃度汚染水を放出しないともかぎらない。

海に放出する作業は、いったい何年続くのか。
トリチウムが消えるまでは100年以上かかることから、日本どころか世界の海産物に多大の影響を与えるにちがいない。

いつもいっているが、日本は原発をもってはならない国なのだ。
管理ができないのである。
世界最大の原発事故を起こしても、国内に対しても世界に対しても、うそばかりついている。
こういう国は原発をもってはならないのだ。

2 教育に群がるシロアリ

ところで加計学園を巡る安倍出席の予算委閉会中審査は、いつ行われるのだろうか。
いや、実際に行われるのか。

日本の教育には莫大な予算が組み込まれている。
小中では生徒ひとりあたり、年間100万円もの税金がつぎ込まれる。
それで政治家を含む教育産業が大儲けしているのだ。

つまり、なぜそんな大金を教育に注ぎ込むかというと、教育や国家の未来のためではない。
官僚と政治家、教育関係の各種の公益法人、教育委員会、県がピンハネするためである。

小中で生徒ひとりあたり、年間100万円などと、それは間違いだろう、そんなに豊かな教育など自分の子供は受けていない、といわれそうだ。
もちろんピンハネして学校現場にはその一部しか降りてこない。

「教育」に群がるシロアリたちが、いかに儲けているかの例を加計学園グループに見てみよう。

倉敷芸術科学大学
土地は無償譲渡で補助金が80億円

千葉科学大学
土地は無償貸与(現在無償譲渡を要求中)で補助金が77.5億円

今治の獣医学部(岡山理科大学)
土地は無償譲渡で補助金が96億円

こうして加計学園の一部を挙げただけで、教育がいかに儲かるかがわかる。

もっとも儲かるのは加計孝太郎だけではない。

一般論として、国有財産払い下げの場合、10~15%のキック・バックが政治家に入る。

利益誘導した政治家も笑いがとまらないということになる。

安倍晋三と加計孝太郎との仲を示す、こんな情報がある。

安倍総理が3年前、加計学園の運営する大学の式典に招かれたとき、「私と加計さんとはまさに腹心の友」と挨拶したのは、すでによく知られた話ですが……」
とは、政治部デスク。

「腹心の友であるだけに加計さんも、安倍総理からゴルフに誘われると、「彼とゴルフに行くのは楽しいけど、おカネがかかるんだよな。年間いくら使って面倒見ていると思う?」と周囲に吹聴するのが常だそうです。

おまけに加計系列のこども園で名誉園長を務めた昭恵さんとは飲み友達。
彼女が熱心に取り組むミャンマーでの学校建設に資金的サポートも行っています」(「逃げ隠れする「加計孝太郎」の疑惑のスイカ」『週刊新潮』7月20日文月増大号)

これまで総理が出席する大学の式典といえば、防衛大学の卒業式と決まっていた。
これをオトモダチ優遇の縁故主義(ネポティズム)で、安倍晋三は2014年5月24日、加計学園グループの千葉科学大の記念式典に出席した。
そして「どんな時も心の奥でつながっている友人、わたしと加計さんもまさに腹心の友だ」と述べたのである。

「「彼とゴルフに行くのは楽しいけど、おカネがかかるんだよな。年間いくら使って面倒見ていると思う?」と周囲に吹聴するのが常だ」ということだが、これは巨額の利益誘導をカモフラージュするために口にしているのだろう。

安倍晋三を中心に、その夫人も含めてオトモダチが集まり、税金にたかるというのが、森友・加計学園事件の特徴である。

権力の腐敗にその夫人が複数絡むというのは珍しい。
これまでなかったのではないか。

これが、じつはうまくまわっていきそうにないのである。

それは、教育の原点は、人作りにあり、教育の力によって優れた若者を育成し、世に送り出すことにある。
そのために大学の経営者がやらねばならないのは、まず優れた教師を集めることである。

世に伯楽有りて、然る後に千里の馬有り。千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず」(世の中には伯楽(馬を見分ける名人)がいて、はじめて1日に千里も走る馬が存在する。千里の馬となる素質をもった馬は、つねに世の中に存在するが、伯楽はつねにいるというわけではない)。
古今東西、この原則は変わらない。

しかし、加計孝太郎にあるのは、学校という容れ物を作った金儲けにあるようで、原点の教育がおろそかにされているようだ。
かれの作った大学の評判は地元で芳しくない。

加計孝太郎にとって、政権は味方しているが、時代は味方していない。
日本では人も動物も減少しているからだ。
大学は、年とともに入りやすくなっている。
すると必然的に有名大学に生徒は集まり、大衆的な大学は生徒が受験しなくなり、経営危機に陥っていく。

加計学園グループも経営が困難なようだ。

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